ダン・デイリー
Johnny
「我輩は新人生」のライター・チーム、リチャード・セイルとメアリ・ルースの夫妻が共同で書き下した脚本を、セイル自身が監督し、「高原の白馬」のロバート・バスラーが製作にあたった1950年作品のテクニカラー西部喜劇映画。主演はヴォドヴィル出身の喜劇俳優ダン・デイリー(「日曜日は鶏料理」)と「イヴの総て」のアン・バクスターで、ウォルター・ブレナン(「月下の銃声」)、ロリー・カルホーン、チャールズ・ケンパーらが助演している。撮影は「アリゾナの決闘」のハリー・ジャクソン、作曲は「高原の白馬」のシリル・モックリッジ。
西部に鉄道の敷設された頃、旅回りの行商人ジョニイ(ダン・デイリー)は、行きがかりで、トマホーク行の処女列車に乗ったが、この列車は一定期限内にトマホークに到着しないと鉄道会社が運転の権利を失うというので、機関手スウィーニイ(ウォルター・ブレナン)は大張りきりだが、気の弱いジョニイはビクビクものだった。鉄道を歓迎しない駅馬車会社の主ドウスン(M・ヒューゴー)は、手下のダコタ(ロリィ・カルハーン)、トランコス、ギラに命じて、線路上に大岩を置いたので、汽車は立往生、ジョニイは町へ救援を求めに行く役を買って出た。一方町では、保安官のダッジ(W・ライト)が、トランコスとギラに命を狙われ、娘キット(アン・バクスター)が危いところを救ったが、ジョニイはその騒動にまきこまれ、保安官やキットから、悪漢の一味と思われて町を立ち退くことを命ぜられた。列車は町に到着したが、先方40マイルに距ってレールがないことが分かり、キットは自ら荷馬車隊を組織して列車を運ぶこととなり、ジョニイやダコタも同行した。途中、インディアンが襲って来たが、幸い攻撃を免れ、無事、線路のある町に着いた。列車がトマホークに向かって出発する時、ダコタはスウィーニイを脅して汽車を勝手に発車させ、キットは馬で追撃した。ジョニイは勇気をふるってダコタを列車から転落させたが、突然ドウスン一味が現れ機関車に弾丸を打ちこんだので、列車はトマホークを目前にして止まり、期限迄あと数分を余すのみだったが、ジョニイの機転で町長が列車の止まっている所までトマホークの町にするということで、万事解決、キットとジョニイも結ばれた。
Johnny
Kit_Dodge_Jr.
Dakota
Terence_Sweeny
Chuckity
Madame_Adelaide
Sad Eyes
Dodge
Pawnee
Long Time
Dawson
Mayor
Charley
Velvet Fingers
Bat
Gilo
Station Master
Trancos
Crooked Knife
Annie
Ruby
Clara
監督、脚本
脚本
製作
撮影
音楽
美術
美術
編集
録音
録音
テクニカラー・カラー・コンサルタント
振り付け