ロバート・フランシス
Dr.Allen_Seward
「限りなき追跡」のリュイス・Ｊ・ラクミルが1954年に製作したテクニカラー色彩西部劇。レオ・カッチャーの原作から「静かなる男」のフランク・Ｓ・ニュージェントとデヴァロン・スコットが共同で脚色し、「秘密警察」のフィル・カールソンが監督に当った。撮影は「雨に濡れた欲情」のチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽は「アフリカ縦断(1953)」のポール・ソーテル。「ケイン号の叛乱」のロバート・フランシス、「コレヒドール戦記」のドナ・リード、「ケイン号の叛乱」のメイ・ウィン、「殺人者はバッジをつけていた」のフィル・ケイリー、オンスロー・スティーヴンスなどが出演する。
ストーリー
1880年頃のアメリカ西南部。マッカロック砦の米陸軍は凶悪なコマンチ族の脅威に曝されていた。そのころ、ウォルタース部隊長の家族が砦に引き移って来ることになり、ブレイク大尉（フィル・ケイリー）が迎えにいった。ウォルタース夫人と姪ローリー（ドナ・リード）が着いた列車で、新任の軍医シュウォード（ロバート・フランシス）が到着した。一行は帰途1晩夜営したが、インディアンがひそかに襲って武器を奪っていった。唯一の目撃者シュウォードはインディアンに殴られて昏倒した。砦に帰った一行は隊長に武器の奪還を命じられた。ブレイクはシュウォードを連れてカイオワ族の集落に行き、1人ずつ首実験をさせた。穏和なカイオワ族は突然の騎兵隊の出現に驚いた。シュウォードは病気の子供を抱えたインディアン女マニーテン（メイ・ウィン）に惹かれるものを感じ、1度砦に帰ってから再び子供の病気を診に集落へ行ったが、ブレイクが後を追って来て無理に砦に連れ帰った。カイオワ族は重なるブレイクの非行に怒り、コマンチ族と合流して白人に反抗しようと行動を開始した。砦では早速コマンチ討伐軍を派遣したが、かえって敵の罠にはまって辛うじて引き上げてきた。勝ちにおごるコマンチ族は砦に襲来し、砦内は負傷者でごったがえしたが、誰1人シュウォードの治療をうけようとはしなかった。皆は彼が単身インディアン集落へ行ったことを誤解しているのだった。しかし、ローリーだけは彼をやさしく慰めてくれた。彼はカイオワ伏説のためひそかに砦を抜け出した。これを誤解したブレイクはあとを追ってシュウォードに発砲したが、弾は酋長の息子にあたった。砦が怒り狂うコマンチとカイオワに囲まれて正に危機に瀕したとき、インディアンの中からシュウォードが現れ、砦に向かって危機を脱する道は瀕死の若酋長を治療することだと説いた。治療は、双方片唾をのむうちに始められた。そして治療が成功したとき、両者の人種的な垣も消え、ようやく平和が訪れた。
キャスト
ドナ・リード
Laurie_Mackaye
メイ・ウィン
Manyi_Ten
フィル・ケイリー
Capt.Peter_Blake
オンスロー・スティーヴンス
Col.Ethan_Walters
ペギー・コンバース
Mrs.Walters
ロイ・ロバーツ
Sergeant_Creever
ジャック・ケリー
Lt.Raymond
スチュアート・ランドール
Satanta
ユージン・イグレシアス
Red_Leaf
フランク・デ・コヴァ
Isatai
ジョン・ウォー・イーグル
Chief_Quanah
Ralph Dumke
Dr.Gibson
Julia Montoya
Maria
ジェームズ・ベスト
Lt.Finlay
ジョージ・キーマス
Torquay
スタッフ
監督
フィル・カールソン
原作
レオ・カッチャー
製作
ルイス・Ｊ・ラクミル
撮影
チャールズ・ロートン・Jr
美術
ケーリー・オデール
編集
Henry Batista
録音
Ｊ・Ｓ・ウェストモアランド
作曲
ポール・ソーテル
脚色
デヴァロン・スコット
脚色
フランク・Ｓ・ニュージェント
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
