星の瞳をもつ男
星の瞳をもつ男
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星の瞳をもつ男

1962年8月5日公開、88分、アクション
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「霧の夜の男」の星川清司のオリジナル・シナリオを「赤い蕾と白い花」の西河克己が監督したアクションもの。撮影もコンビの岩佐一泉。

ストーリー

榊英司が刑期を終えてわが家へ戻ると、父はすでに亡く、老いた母が彼を待っていた。弟の光郎は人気歌手になり、家には寄りつかないという。翌日、隅田川のほとりで英司は冴子に逢い、再び彼女の家で働くように勧められた。冴子の父はオートバイの製造業を営み、英司はその工場のテスト・ドライバーだった。いまわしいあの日までは……。二年前、弟の光郎が悪に染まりかけていた。弟を愚連隊と手を切らせようとして傷害事件をおこし、英司は刑務所へ送られたのであった……。光郎はそうしたいきさつを知らない。ある日、テスト・ドライブで冴子と海岸へ出かけた英司は、ホテルで光郎と再会した。しかし刑務所帰りの兄とは口をきくのも嫌だとばかり、光郎はその場を去った。まもなく、光郎を人気歌手に育て上げた種村マネジャーが榊家を訪ね、光郎が自分をクビにして女マネジャー香山千沙に乗りかえたと訴えた。その件で英司は千沙に会った。皮肉にも、千沙は英司の容貌とスタイルを一瞥してスターになれると直感した。強引な彼女のため、ジャズ喫茶で初舞台を踏んだ英司は、それがきっかけで忽ち人気歌手になった。逆に落ち目の光郎は兄を恨んだが、英司は光郎を昔のような弟にしたいと思っているのだ。英司は千沙と手を切って種村をマネジャーに選んだ。芸能界に巣食うボス宮永は英司にマネージメントを申し込んだが、拒絶されて怒り狂った。宮永にたてつくタレントは成功しないというのが定評だ。そして、英司の初のリサイタルの日がきた……。

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作品データ

製作年
1962年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1962年8月5日
上映時間
88分
製作会社
日活
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社