特別機動捜査隊 東京駅に張り込め:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
特別機動捜査隊 東京駅に張り込め
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特別機動捜査隊 東京駅に張り込め

1963年5月12日公開、66分、サスペンス・ミステリー
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「遊民街の銃弾」の佐治乾と永田俊夫が共同で脚本を執筆、「特別機動捜査隊」の太田浩児が監督した刑事もの。撮影はコンビの星島一郎。

ストーリー

ファッションショーの舞台で一人の女が殺され、報を受けた特別機動捜査隊秋山班は直ちに急行した。彼女は新進デザイナー合原京子、死因は栄養剤に仕込まれた青酸カリによる中毒死で、そのすりかえはショーの前日夜八時から十時の間、京子のマンションの一室で行われたと判明した。だが貪欲に栄光への道を歩みつづけた京子の周囲は余りにも殺意を抱く者が多かった。まず実母のサダと異父妹の英子。幼い京子を残して再婚したサダは第二の夫にも先立たれ、今は京子のモードサロンの掃除婦、倉庫の一室で母子二人さむざむと暮らしていた。英子は事件後サダの行李から青酸カリを発見、それを洋裁学校の同級生で恋人の竹下に預けていたが、分析の結果毒物としての効果を失っていたことが認められ、当夜のアリバイも証明された。第二の容疑者デザイナーの矢島晶子は、事件当夜、竹下とスイングという喫茶店で打ち合せをしていたとのことで白。第三の容疑者は極東化繊の野沢町子、しかし当日は営業部長坂口と箱根へ浮気旅行、アリバイは証明された。四人目はかつて京子の恋人であったカメラマンの塩田、だが当夜は情婦朱実をひっぱり込んでの乱痴気パーティ。秋山班必死の捜査も空しく事件はふり出しに戻った。一方サダから巧みに京子のモードサロンを取り上げた晶子は、さらに坂口と手を結び町子を追い出してデザイン教室主任の地位を得、さらにパリ出品の栄誉を手に入れた。晶子の所持品から青酸カリが発見され彼女が逮捕されたのは、盛大なパリ行きの壮行会の真最中であった。しかしスイングの聞き込みから秋山班は再び竹下を連行、証言をくつがえし、続いて朱実の証言で塩田のアリバイも崩れた。その時、科検からの報告で青酸カリの包み紙に、竹下の現住所が発見されたという。時を移さず秋山班の活動が開始され、英子と共に逃亡寸前の竹下を東京駅で捕えた。英子の幸せを願って京子を殺害した竹下は、また同じ理由から晶子に罪をきせようと計ったのだ。

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作品データ

製作年
1963年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1963年5月12日
上映時間
66分
製作会社
東映東京
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社