松本克平
捜査第一課長
“警視庁物語”シリーズの第二十二話。「東京アンタッチャブル 脱走」の長谷川公之が脚本を執筆、「遊民街の銃弾」の飯塚増一が監督した。撮影は「ギャング対Gメン 集団金庫破り」の山沢義一。
東京奥多摩で男の死体が発見された。捜査の結果、犯人はバンドで被害者を絞殺、石油カンで顔を砕き、焼き殺したこと、被害者の名は佐山ということが判った。佐山は就職の件とかで、戸籍謄本を持って外出したのだった。遺留品のバンドのバックルが沖縄に関係あるので、沖縄へ飛んだ刑事から城間という男を追えと言ってきた。城間は四日市の石油会社にいるはずだ。この事件の目撃者による城間のモンタージュ写真が出来上った。城間の運転免許台帳の写真と照合したが全然似ていなかった。ところがそのモンタージュ写真は指名手配中の殺人犯中北だった。さらに不思議なことは、四日市に行ったはずの城間に東京で交通違反出頭状が来ていることだった。所轄署に保管してあった免許証の写真は中北だった。指名手配中の中北は戸籍謄本を利用、城間になりすましたが、交通違反でそれがバレるのを恐れ、佐山に目をつけたのだった。城間も殺されていた。その頃、本部では、佐山と同じように就職のことで戸籍謄本を持って上野駅へ行く男の話を聞きこんだ。もう犯人は中北と決った。捜査陣は上野駅に張りこんだ。駅で待っていた中北はまもなく逮捕された。
捜査第一課長
捜査主任
長田部長刑事
北川刑事
林刑事
金子刑事
渡辺刑事
太田刑事
法医技師
連転手
南風原部長刑事
制服
警官
宮原部長刑事
榊主任
赤間刑事
中学校の女教師
中学校の男教師
運天
運天の妻
四十男
古宇利
今皈仁
中井
城間さゆり
女
別の女
大垣五郎
ソメ子
医師
牧志コト
宜保
社員
婦人
水谷
記者A
記者B
運転手A
運転手B
老女
浜田三之助
佐山久
久の兄嫁
佐山の父
中北金造
中北の妻・芳江
中北の実母・とめ
とめの娘
城間の妻・光代
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