キッスで殺せ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
キッスで殺せ
キッスで殺せ
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キッスで殺せ

1955年10月29日公開
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探偵作家ミッキー・スピレーンの原作をA・I・ベゼリデスが脚色、「ヴェラクルス」のコンビ、ロバート・アルドリッチが監督、アーネスト・ラズロが撮影を担当した。音楽はフランク・デヴォールで、映画中で主題歌を歌うのは歌手マディ・コムフォート。主なる出演者は「裸の拍車」のラルフ・ミーカー、「恐怖の一夜(1950)」のポール・スチュワート、「ヴェラクルス」のジャック・ランバート、映画初出演のギャビー・ロジャース、クロリス・リーチマンなど。1955年作品。

ストーリー

私立探偵マイク(ラルフ・ミーカー)は深夜の路上で、素裸にレインコートをまとった女、クリスチナ(クロリス・リーチマン)を自分の車に乗せたが、3人の男が襲いかかり、意識不明のマイクとクリスチナは自動車もろとも河中に突き落された。気がつくとマイクは病院のベッドに寝かされ、美しい女秘書ヴェルダ(マキシン・クーパー)が看護していた。回復したマイクは連邦検察局に呼び出されて訊問を受けた。死んだクリスチナの背後に何か複雑な事件がひそんでいるため、マイクに疑いがかかったのだ。真犯人を自分の手で探し出そうと決心したマイクがクリスチナのアパートへ行くと、彼女はリリー(ギャビー・ロジャース)という女と同室していたが、その女は2日前に行先も告げずに引っ越したという。リリーの移転先を臭ぎつけたマイクが扉を開けると、リリーは寝巻1枚でベッドに横たわり、ピストルを構えていた。しかし彼女はすぐに打ちとけ、問われるままにクリスチナのことを語った。自分のアパートへ戻ったマイクに脅迫の電話がかかった。事件から手を引けというのだ。ヴェルダは事件に関係のありそうな人物を4人調べ上げた。プロ拳闘家のレオポルド、身元不明のニコラス、その友達で失業中のオペラ歌手カルメン・トリヴァゴ、レオポルドをひき殺したトラック運転手ハーヴェイである。マイクはニコラスの身元を洗うため、体育館で経営者とボクサーのマネジャーも兼ねているエディ(J・ヘルナンデス)と会うが、彼は顔役カール(ポール・スチュワート)に口止めされているので、何もしゃべらなかった。一方、ヴェルダは事件に関係のあるらしいソバリン医師(アルバート・デッカー)と知り合った。マイクはクリスチナの手紙からついにソバリン医師こそ原子力の鞄を狙う張本人で、リリーもその仲間だと知った。マイクがヴェルダを救い出した瞬間、リリーが鞄を開けたため大音響と共にソバリン医師の家は爆破し、悪人は滅びたのであった。

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作品データ

原題
Kiss Me Deadly
製作年
1955年
製作国
アメリカ
配給
UA日本支社=松竹
初公開日
1955年10月29日
製作会社
ユナイテッド・アーチスツ映画


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