田中絹代
お春
井原西鶴の「好色一代女」を原作に、男たちに翻ろうされ堕ちていく女の悲劇を描いた溝口健二の最高傑作。田中絹代が一世一代の名演技を見せる。ベネチア映画祭監督賞受賞作。
年老いて、百姓たちの笑い者になった街娼お春。ふらふらと迷い込んだ寺で、五百羅漢の仏像に過去の男たちの面影を見た彼女は、若かりし頃を思い起こす。それは時代と男に翻ろうされ続けた、波乱の日々だった。
お春
奥方
勝之介
新左衛門
とも
中宿のおかみ
松平清隆
菊小路
お局吉岡
侍女袖垣
お局葛井
侍女岩橋
笹屋嘉兵衛
お和佐
番頭文吉
菱屋太三郎
田舎大尽
扇屋弥吉
老尼妙海
貸衣裳屋の親爺
老人
礒部弥太衛門
監督、構成
脚本
原作
製作
撮影
音楽
美術監督
編集
照明
録音
助監督
監督補佐
監修
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