魚河岸の石松:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
魚河岸の石松
魚河岸の石松
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魚河岸の石松

1953年1月29日公開、88分
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内外タイムスに連載された宮本幹也の原作を「女といふ城 夕子の巻」の館岡謙之助が脚色し「ギラム」の小石栄一が監督している。企画は近藤経一と「クイズ狂時代」の三上訓利。「泣虫記者」の永塚一栄、「彼女の特ダネ」の飯田三郎が撮影、音楽を担当している。「次郎長売出す」の河津清三郎「嫁ぐ今宵に」の島崎雪子、「銭なし平太捕物帳」の折原啓子、「流れの旅路」の徳大寺伸、「社長秘書」の植村謙二郎、「彼女の特ダネ」の伊沢一郎をはじめ、深見泰三、東映新入社の星美智子、金子信雄、石黒達也、沢村貞子等が出演している。他にキングレコードの照菊、落語の春風亭柳橋など。

ストーリー

魚河岸育ちの若い者、人呼んで石松の木村松吉は仲間の宴会旅行でふと知り合ったストリッパーのマノン・由美、マミ、の姉妹の因縁で上海の辰というやくざと大喧嘩迄したものの、いつか心を許す仲となる。河岸のボス花長の娘美智子を慕う彼は、以来戦後派娘のマミにつきまとわれて大迷惑、兄貴分吉原の計いで新橋の芸者〆蝶を仮の女房に仕立てマミを諦めさせるが、こんどは〆蝶が熱を上げてしまった。たまたま因業な花長と組合長瀬川との対立から河岸に血の雨が降る仕儀となったが、瀬川の諌めに応じた石松は仲裁に入ろうとして却って重傷を負う。美智子の看病に陶然となったものの、〆蝶、マノン・由美の見舞いで気分台なしとなった。彼の留守宅をちゃっかり占領してパチンコ屋を開業したマミと辰の二人を明るい気持で眺め、やがて喧嘩の飛ばっちりで傷ついた辰の入院費を工面にとび廻る石松だったが、役員選挙をめぐって再び花長対瀬川の雲行きが怪しくなれば、敢然真実の人瀬川に組みするのだった。花長派のインテリ沼の意外な行動などあって選挙は瀬川の勝利に帰し、〆蝶の勇退から彼の念願の恋もかなった。

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作品データ

製作年
1953年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1953年1月29日
上映時間
88分
製作会社
東映東京


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