女難街道
女難街道
-

女難街道

1953年4月14日公開、85分
  • 上映館を探す
  • みたい
    0
  • みた
    0
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「鞍馬天狗 疾風雲母坂」の小川正の脚本によって「親馬鹿花合戦」の渡辺邦男、渡辺孝が監督、撮影にあたった。音楽は「喧嘩笠(1953)」の山田栄一。「朝焼け富士 (前篇)」「朝焼け富士 (後篇)」の市川右太衛門、「妻」の高峰三枝子、「怪盗火の玉小僧」の堺駿二、その他加賀邦男、御園裕子、市川春代、原健作などが出演する。

ストーリー

恋女房お新を殺めた流れ山一味を総撫斬りにして土地を売った渡世人的場の新太郎は、以来窮境にある女を救うことに生甲斐をおぼえている。従うは弟分の三公。--とある港町で海へとびこんだ酒場の女お俊をたすけるが、彼女にからむ土地の顔役秋葉の因縁をおそれ、身許引受人とてないしまつ。止むなく宿屋の一室で介抱をつづけるうち、彼は死んだ女房に生写しのお俊がすきになる。秋葉とのくされ縁を切らせるため秋葉の乾分扇屋の松之助一味と紛糾するうちに、この上新太郎に迷惑をおよぼすのを慮かったお俊は、ひそかにすがたをけす。彼女をたずねあぐみながら旅ゆく新太郎、三公は、途中やはり悪顔役の鐘鬼の仁吉に難くせつけられている娘お菊をすくいだし、これにまつわるごたごたから折角探しあてたお俊ともはなればなれ。お俊は旅宿桔梗屋の女中にすみこむ。しかし桔梗屋の亭主津久土の茂十は松之助の兄弟分といういわれがあって後を追ってきた松之助に加勢する。間一髪お俊はのがれ出たが、津久土の賭場にまぎれ入った新太郎らは彼らの酒攻めにあった。酔いつぶして斬ろうという魂胆である。茂十の女房の登勢の告げ口でそれと知り、見事策略の裏をかいたものの、意外にも松之助にとらえられたお俊の姿を見ては、いささか金縛りの図である。しかし新太郎の素早い刀さばきで松之助はたおれ、救いだされたお俊とともに、新太郎、三公は次の旅路へのぼった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

製作年
1953年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1953年4月14日
上映時間
85分
製作会社
東映京都


[c]キネマ旬報社