三代目の若旦那
三代目の若旦那
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三代目の若旦那

1954年5月18日公開、86分
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柴田万三と加藤邁の企画による東映現代劇。阿木翁助と鈴木岬一の共同脚本を「この恋! 五千万円」の佐伯幸三が監督している。撮影は「花と龍 第一部」「花と龍 第二部」の西川庄衛。出演者は「大阪の宿」の佐野周二、「続続続続 魚河岸の石松 女海賊と戦う」の星美智子、柳谷寛、「雪之丞変化(1954)」の高千穂ひづる、「よい婿どの」の藤間紫、「学生五人男」の天路圭子、福岡正剛などである。

ストーリー

日本橋でのれんを誇るかまぼこ店「まといや」の若旦那信一は一級建築士で柔道四段の腕前、許婚である森源の娘千賀子とは犬猿の間柄である。それに横町の踊りの師匠えみが信一に流し目を送るので千賀子は気が気でない。或る日、この横町に土建屋岩田組のトラックが乗り込んで子供の遊び場に鉄条綱を張り廻らした。いかがわしい歓楽街にしようというのだ。町内は小学校の小野先生を先頭に反対運動を展開するが、何故か信一は加わろうとしない。その頃信一は面倒を見ている浮浪児金助の父親を探していたのだ。金助の父伊藤は実はその広場の持主だった。金助が信一の世話になっているのを知った伊藤は、岩田の強要する土地売却証書の署名を拒んだので、岩田は父子を監禁して折檻を加えた。岩田の囲い者えみは見かねて信一に救いを求めた。駈けつけた信一は岩田組の乾分を相手に大奮戦するが、時を同じく駈けつけた近所一帯の若者達に、流石の暴力団も壊滅した。広場は再び子供達の手に返り、信一と千賀子の仲も和解した。信一の設計する遊園地がこの広場に実現する日も間近い事であろう。

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作品データ

製作年
1954年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1954年5月18日
上映時間
86分
製作会社
東映東京


[c]キネマ旬報社