疾風の晴太郎:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
疾風の晴太郎
疾風の晴太郎
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疾風の晴太郎

1955年7月12日公開、74分
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「右門捕物帖 献上博多人形」の加味鯨児が奥沢二郎と共同して書いた脚本を佐藤幸也が監督する。撮影は藤洋三の担当。出演者は「海の小扇太」の沖諒太郎、杉山昌三九、宝塚スターの筑紫まり、星宮真沙美、浮城美登里、子役の目黒裕樹、本松一成、熱海サチ子など。

ストーリー

旅から旅へ渡り歩く疾風の晴太郎は、信州油屋の賭場でのいざこざで殺された藤助から、その子信吉を信州塩尻の旧家磐城屋にいる母親お恵に届けてくれと頼まれた。子供恋しさに泣き暮らすお恵に、かねて磐城屋の身代を狙っていた土地の親分鎌田の政五郎は息子兵吉の嫁になれと日夜強迫するのだった。晴太郎と信吉は途中、許婚弓削秀之進を探す露野を不逞浪人連から助けてやる。露野と別れて塩尻の手前まで来ると、弟分お神楽半次と小松屋久兵衛の娘おゆうに会うが、急ぐ晴太郎は再会を約して別れる。晴太郎に一と眼惚れしたおゆうは名残り惜しげに小松村へ帰って行った。鎌田の政五郎は跡取りの信吉が帰って来ては計画が挫折するので、塩尻峠の頂きに待伏せして二人を襲撃する。お恵は信吉を求めて狂気の如く走り出す。逃げまどう信吉は崖下に落ちたが、木こりの作兵衛と孫の三太、トコに助けられた。政五郎はそれを聞き乾分達に誘拐させようとする。これを知った晴太郎は得意の疾風のような足で信吉が乗せられた駕籠を追うが用心棒弓削秀之進に邪魔されてしまう。磐城屋ではお恵が若嫁に強いられ祝言の盃をとろうとしている。その時晴太郎、後を追っておゆう、半次が斬りこむ。作兵衛より秀之進のことを聞いてかけつけた露野は久し振りの対面に抱き合うのだった。作兵衛、三太に連れて来られた信吉は瞼の母お恵のふところへ帰った。再び旅へ出る晴太郎におゆうは寄りそう。そして、信吉、三太、お恵、半次もかけつけて来た。

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作品データ

製作年
1955年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1955年7月12日
上映時間
74分
製作会社
宝塚


[c]キネマ旬報社