金語楼の天晴れ運転手物語
金語楼の天晴れ運転手物語
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金語楼の天晴れ運転手物語

1956年10月21日公開、81分
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「金語楼の雷社長」に次ぐ金語楼シリーズもの。原作・脚色は「金語楼の雷社長」の川内康範、監督は「弥次喜多道中」の斎藤寅次郎が新東宝と契約しての第一回作。撮影は「金語楼の雷社長」の友成達雄。主な出演者は「金語楼の雷社長」の金語楼、「新妻鏡」の前田通子、「金語楼の雷社長」の荒川さつき、「八月十五夜の茶屋」でハリウッドから帰朝早々の清川虹子、その他細川俊夫、坊屋三郎、杉寛、ジョージ・ルイカーなど。

ストーリー

大下善吉は流しの運ちゃん、律気で工夫力に富み強盗防止機を考案したりするが肝心の車はガタガタ。女房かよ子は、いつも稼ぎが少いとごねるが、流石のかよ子も長女のサラリーガール蝶子のアプレぶりにはタジタジ。ある日、私鉄ストで張切る善吉は、母親敏江を訪ねて来た少女ハルミを無一文のまま車に乗せてやるが、移転続きで所在の判らぬまま、我家へ連れ戻り世話をする。当の敏江はアルサロ黒い瞳のマスター本庄と結婚していたが、彼は何か曰くありげな様子。善吉の長男、高校生の一男は女給浜子と逢引きの際、父親の車に乗込み大慌て。二人のラブシーンに善吉は癇癪を起し防止機で放り出す。ある日、善吉は同僚半太郎が拾った乗客の名刺で敏江の所在を知り、ハルミを連れてアルサロへ。感激の母娘対面。だが本庄を気遣う敏江の頼みで、善吉は自分の子ということにしてハルミを連れ戻るが、誤解したかよ子は夫を吊し上げる始末。それを見たハルミは家出。一方、敏江を訪れた前夫の父、北海道の大牧場主平山老人は、ハルミ共々財産相続人として戻ってくれという。だが善吉の家ではハルミの家出で大騒ぎ、一男や蝶子も捜索にとび出す。ハルミをみつけた善吉は黒い瞳に向うが、折柄ホテル荒しの正体がバレた本庄と配下松永が刑事に追われ、善吉の車を奪い逃走。半太郎の車で猛追跡する善吉。本庄の車は遂に電柱に衝突、大破したが、善吉を庇うハルミは本庄の狙撃で重傷。駈けつけたパトロール・カーに本庄らは逮捕。敏江の輸血で一命をとりとめたハルミは共々北海道へ行くことになる。善吉もかよ子の臍くりで新車を購入し大張り切りである。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1956年10月21日
上映時間
81分
製作会社
新東宝


[c]キネマ旬報社