第三非常線:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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1956年12月5日公開、85分、サスペンス・ミステリー
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元新聞記者戸川幸夫が現職時代に直面した数々の事件を書いた“小説春秋”連載“魔の都”から「へそくり社員とワンマン社長 ワンマン社長純情す」の長谷川公之が脚色、「無法者の島」の枝川弘が監督するドキュメンタリー探偵活劇。撮影は「あこがれの練習船」の秋野友宏。主な出演者は「午後8時13分」の北原義郎、「高校生と殺人犯」の品川隆二、「愛の海峡」の八潮悠子、「月形半平太(1956)」の矢島ひろ子、「リンゴ村から」の近藤美恵子、ほかに星ひかる、八木沢敏など。

ストーリー

国際港横浜で扼殺された女の死体が発見され、T新聞記者藤代の面通しでキャバレー・ガスライトの女給政江と判明。続いて海賊船の機帆船襲撃、米軍物資掠奪事件が起り、県警本部の田島刑事は船底から45口径の拳銃弾とガスライトのマッチを発見する。一方、横浜港税関に麻薬入りトランクを持込んだ中国服の女が税関吏に発見され、数日後、これを密告した黒人ブメランが死体となって発見、ついで入港した外国船で口の不自由な娘の脱走事件が起る。続発する事件の核心を握ろうと活躍する藤代。彼は風太郎の相州と知合い、変装してその世界へ入り込んだ上、パイラーの竜吉と源二の果し合いを傍見、現場から源二が射った拳銃弾を入手する。パイラー達を探る中、県警では人身売買の事実を察知し、田島の妻園江は、進んでインチキ結婚相談所の佐川の許へ赴いた。彼女は佐川に命じられたパイラーの手で外国船へ運ばれる処を田島らに救われ、佐川は検挙。以前、麻薬の件で捕われた妻浜栄が取調べ中に自殺したと聞いた佐川は、自分の知っている国際カツギ屋ゴルドン一味について自供。だが数日後、又もや射殺体となって発見される。鑑識課の分析で、この弾丸が藤代の拾った弾や園江救出の際、一味の一人が放った弾と同一と判り、当局のにらみはガスライトへ。田島がここで盗品の一部を見つけ手入れを決意した頃、相州の情報で藤代もガスライトに向っていた。マダム光子をツケて一室に入った藤代は源二が足を洗おうとした竜吉を射殺する現場を目撃。センター・ピアへと逃げる一味を警官隊が追う。誘拐した娘達を楯に応戦する一味は、田島、岩井刑事らの奮闘で遂に逮捕。源二の持っていた米軍用拳銃で相次ぐ殺人事件の犯人も判明、ハマには再び平和が戻って来た。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1956年12月5日
上映時間
85分
製作会社
大映東京
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社