銀座旋風児 黒幕は誰だ
銀座旋風児 黒幕は誰だ
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銀座旋風児 黒幕は誰だ

1959年12月7日公開、75分
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“銀座旋風児”ものの第二作で、川内康範の原作を、原作者自身が脚色、「銀座旋風児」の野口博志が監督した。撮影も「銀座旋風児」の永塚一栄。

ストーリー

銀座旋風児・卓也は日本開拓公団汚職の核心であるニセ札事件を探知した。神戸で殺し屋の手から印刷工の加川を救った時、ニセ札の首謀者・公団理事長腰林の名を聞いたのだ。このネタを京都タイムズの荒木に知らせ、腰林の家を襲ってニセ札をつきつけた。腰林はあわててボスの新日本生産促進連盟・黒川に知らせた。彼の命令で加川が殺し屋鉄と池谷に狙われた。が、加川の身柄は地検に保護されてい、卓也も一味の動きを情報屋の政から聞いてい、飲み屋の女・お春を一味の本拠・料亭“きらく”に住みこませた。黒川に一度捕ったのを、卓也が救ったが、さらに黒川の拳銃に撃たれ、彼女は警察病院に収容された。鉄は毒入り弁当を加川にさしいれ、その悶絶を目撃した。が、それは変装した卓也の演じた芝居だった。彼の助手・明子は促進連盟の地下室に潜入したが、捕まった。鉄の兄貴分・高見沢と腰林が仲間割れし、腰林は殺された。その地下室では、卓也が明子と加川の妻子を救い出していた。東タイに汚職とニセ札事件を結びつける記事が出た。地下工場へ向う黒川のあとを、卓也はつけた。が、黒川は罠にかけ、鎧戸の中へ卓也を押しこめた。爆薬を仕掛け、捨ぜりふを残して去った。明子と政が“きらく”に駈けつけた時、眼前で“きらく”は吹き飛んだ。黒川らが有楽町で一味の車に乗りこんだ時、運転手に化けていたのは卓也だった。お春の持っていた鍵が役立ち、地下室を抜け出たのだ。黒川はニセ札の入ったボストンを持って逃げだしたが、卓也の鉄拳には無駄だった。黒川は汚職官吏の弱味につけこみ、資金を出させ、ニセ札を十億円作った。香港でドルに換えるつもりだったのだ。--明子や鉄の待つ病院のお春の室に、花束が届いた。雲ノ如クマタ旅ニ出ルと名刺にあった。

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作品データ

原題
Who is in the Background?
製作年
1959年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1959年12月7日
上映時間
75分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社