びっくりしゃっくり時代:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
びっくりしゃっくり時代
びっくりしゃっくり時代
-

びっくりしゃっくり時代

1948年7月5日公開、72分
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「舞台は廻る」の加賀四郎の企画で「親馬鹿大将」を書いた山本嘉次郎の脚本、「緑の小筐」「運命の暦」以来の島耕二がメガフォンをとる。カメラは「運命の暦」の相坂操一の担当。エノケンと笠置シヅ子が主演し「運命の暦」の相馬千恵子のほか山口勇、二村定一、橘喜久子らが出演する。

ストーリー

健太はルンペンになり下がってしまった。ある日のこと街の楽団が楽譜を売りながら盛んに唄をふりまいていた。歌ちゃんはその中の人気者である。健太も多ぜいの人の中にまじって聞いている。その時健太の前に立っている紳士のポケットから紙入れを盗もうとしてサブ公が目を光らしていたので健太はその紳士に注意してやる。と逆にスリと感違いされてさんざんになぐられのびてしまう。結局紙入れは行方が分からなくなってしまった。それを助けた歌ちゃんや楽団のメンバーは、警官や紳士に健太のケッパクを証明する。紳士黒川は健太を我が家に引連れ「紙入れに選挙費用、書類が入っているからどうにかしてスリをつかまえてくれ」と頼む。健太は令嬢冴子や許婚闇屋山口の歓待をうけ街に出てゆく。歌ちゃん楽団の一行に健太も加わってスリのサブ公を探し始める。しかし冴子は山口との仲に健太を利用する。そのため健太は思わぬ災難に会ってしまい、簡易裁判所で重労働一ヶ月命ぜられ、宏大な邸宅の闇屋のコックになる。いつの間にか楽団を離れた健太はさんざんに闇の闇の中をくぐって、遂に歌ちゃん楽団の一行と共にスリをつかまえ、黒川一味の政界のボロを明るみに出す。ある盛り場で歌ちゃんと健太は「この世の中とシャックリは、びっくりしなけりゃなおらない……」と大きな目と大きな口で歌っていた。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

製作年
1948年
製作国
日本
配給
大映・東京
初公開日
1948年7月5日
上映時間
72分
製作会社
大映東京


[c]キネマ旬報社