右門捕物帖 帯どけ仏法
右門捕物帖 帯どけ仏法
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右門捕物帖 帯どけ仏法

1951年8月10日公開、86分、時代劇/サスペンス・ミステリー
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佐々木味津三の代表作を故山中貞雄の書いたシナリオから三村伸太郎が新しく書き直したもの。製作は「中山安兵衛」の竹中美弘、監督は、「情炎の波止場」の安田公義、撮影は「若さま侍捕物帳 謎の能面屋敷」の友成達雄である。出演者は、「鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951)」の嵐寛寿郎、「あばれ神輿」の榎本健一に清川荘司、野上千鶴子、中村是好、鳥羽陽之助などの助演。

ストーリー

「土左衛門だ!」という呼びに、右門が駆けつけると、船頭の一人が絞殺されていた。「罰が当ったんだ!」とつぶやくもう一人の船頭に訳をたずねようとしたが、その船頭もまた殺されてしまった。この時その場にいた怪武士のあとをつけると西念寺の境内で姿を消してしまった。その時残した羽織を手がかりに、おしゃべり伝六が、芸者小金の情人村上敬四郎と西念寺へしのび込んで見ると、怪武士が、和尚に化け、生島屋太兵衛、おるい、おふみ、伊吉などが集めて怪しげな集会を開いてそれぞれ男女二人づつ四畳半の小部屋へはいり込むのだった。憤激した伝六たちが部屋へおどり込んだが、その時は小金をのぞいた他の連中は何処かへ姿をかくしてしまっていた。実は、怪武士がおるいを誘拐し伊吉がそのあとを追ったのだった。怪武士はようやく偽金使いの正体を現わし、おるいを種に生島屋から大金をゆすろうとしたが、伝六と、お馴染右門の働きでついに逮捕されたのだった。

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作品データ

製作年
1951年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1951年8月10日
上映時間
86分
製作会社
新東宝
ジャンル
時代劇サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社