セオドア・ロバーツ
Grumpy
1913年9月19日始めてグラスゴーのローヤル座に上演され、同年秋ニューヨークにも100回の連続上演されたホレース・ホッジス、トーマス・ウィグニー・パーシヴァル共作の舞台劇を、クララ・S・ベランジャー女史が脚色し、「クラレンス」「世界の喝采」等を作ったウィリアム・C・デミルが監督したもので、主役には「ふるさとの家」その他でお馴染みのセオドア・ロバーツ、「キック・イン」「センチメンタル・トミー」等出演のメイ・マカヴォイ、「白絹の女」「愚か者の楽園」等出演のコンラッド・ネーゲルが共演する。探偵喜活劇とでもいうべき愉快なる映画である。
英国社交界の凶賊ジャーヴィスはアーネスト・ヒーロンが莫大な金剛石を南アジアから持ち帰ったことを知って、それを手に入れるためアーネストの恋人ヴァージニアと近付きになり、彼女の邸へ招待され、巧みにアーネストから宝石を奪い取ったが、有名な犯罪弁護士であったヴァージニアの伯父グラムピーは、ヒーロンの胸につけていた花を手掛かりとして秘密を解決し、ジャーヴィスを捕まえて、ヒーロンの汚名を雪ぎ、若き2人を結婚させる。
Grumpy
Virginia
Ernest_Heron
Chamberlin_Jarvis
Keble
Ruddock
Dawson
Wolfe
Susan
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