草尾毅
桜木花道(声)
湘北高校バスケットボール部のメンバーと、彼らに練習試合を申し込んで来た新進の高校との壮絶なプレイを描いたシリーズ第3弾。“'95春東映アニメフェア”の中の1本で、劇場用オリジナル。監督は角銅博之。
インターハイ予選の決勝リーグで海南大附属高校に敗れた湘北バスケ部の花道は、その原因が自分にあると思い込み、ご自慢の髪をボーズにした。翌日、練習中に緑風高校のバスケ部のマネージャー・恵里とキャプテン・マイケル沖田に練習試合の申し込みをされた湘北チームは、彼らの挑発に乗ってインターハイ・リーグ戦の最中にも拘わらず、それを受けてしまう。新設されたばかりの緑風のバスケ部はバスケ専用の体育館を持っており、マイケルをアメリカにバスケ留学させたという熱の入れようで、スーパープレイを連発する。次第に湘北はペースを失い、チームワークが破綻していくのであった。そんな彼らの姿を見てほくそ笑む恵里。彼女は緑風高校理事長の娘で、バスケで全国制覇する野望に燃えており、以前流川をスカウトしようとして失敗したのを根に持って、いつか流川をギャフンと言わせる機会を狙っていたのだ。様々な緑風の作戦にたじたじの湘北ファイブ。しかしそんな時、小暮の体を張ったプレイを見て元気を取り戻した花道たちは、猛反撃を開始し始めた。勢いを取り戻した湘北に押される緑風ファイブを見てイライラする恵里は、どうしても勝つんだと檄を飛ばすが、マイケルたちは勝ち負けよりもゲームを楽しみたいと恵里の思惑通りに動こうとはしなかった。そして、残り時間が僅かとなったところで1点差ながら逆転を果たす湘北高校。花道もダメ押しとばかりダンクシュートを決めてみせるが、タイムオーバーで得点にはならなかった。試合終了後、両チームはお互いのスーパープレイを称え合い、冬のインターハイで再戦することを誓って別れるのだった。
監督
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製作
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企画
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歌
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