寺脇康文
犬宮良
謎の国際テロリストと武闘派刑事の対決を描くコメディ・アクションの第2弾。監督・脚色は「渡世無頼」の高瀬将嗣。主演は前作に続き寺脇康文。スーパー16ミリからのブローアップ。
武闘派刑事・犬宮は仙台から上京して来た姪のカオルの誕生日を祝うため、銀座の居酒屋を訪れていたが、そこで体育会系柔道部の連中と一悶着を起こす。ケンカには勝つが、それに巻き込まれたサルーテという留学生が、翌日犬宮を慕って警察へやって来た。金子刑事の紹介で喫茶店での仕事を始めたサルーテは、カオルを始め銀座のOLたちに何故かモテモテになる。店は繁盛し、店長も大喜び。一方、犬宮たちは数寄屋橋で人権活動家のメンバーの死体を発見し、早速、調査を開始する。そんな折、犬宮の前に礼子という美女が出現した。彼女は和剛寺の昔の友人の娘で、射撃の名手。すっかり礼子に熱をあげた犬宮は、彼女が昔、サルーテの故郷・ヴァンダル王国にいたことがあると知り、サルーテのバイト先を教えてやったりと、何かと親切にした。ところが、そのサルーテが実はヴァンダル王国の王子だということが判明する。銀座近辺で起こっていた殺人事件も、サルーテを狙った国際テロリストの仕業だったのだ。カオルをテロリストに誘拐されてしまった犬宮はサルーテに化けた待田刑事とともに、彼らのアジトへ人質交換のために乗り込む。激しい銃撃戦の末、犬宮はカオルを無事に救出するが、実は礼子こそがテロリストの中心人物だったことがわかった。彼女は幼い頃から銃の技術を父親に仕込まれ、嫌々ながらもそれを続けるうちに、テロ組織へ気持ちが傾倒してしまっていたのだった。
監督、脚色
原作
劇画
製作、企画
撮影
音楽
編集
衣装
照明
録音
助監督
プロデューサー
プロデューサー
歌
スチール
スクリプター