バート・レイノルズ
Richard_Babson
脚本家コンビの男女が結婚したものの、うまくいかず二人は夫婦でいるより友人でいる方が順調だと悟る迄を描くコメディ。ノーマン・ジュイソンとパトリック・バーマーが製作に当たり、ジュイソンが監督。「ジャスティス」のヴァレリー・カーティンとバリー・レヴィンソンが実生活の関係からストーリーの発想を得て脚本を執筆している。撮影はジョーダン・クローネンウェス、音楽はミシェル・ルグラン、主題歌の歌詞をアランとマリリンのバーグマン夫婦がl=いている。出演はバート・レイノルズ、ゴールディ・ホーン、ロン・シルヴァー、ジェシカ・タンディ、オードラ・リンドレーなど。日本版字幕は戸田奈津子。テクニカラー、ビスタサイズ。1983年作品。
リチャード・バブソン(バート・レイノルズ)とポーラ・マッカラン(ゴールディ・ホーン)は売れっ子の脚本家コンビ。すでに5年も同棲生活が続いている。ある日、リチャードが結婚しないかと提案した。あまり乗り気なかったポーラも友人に相談したりして、やっと結婚に同意。ただし、誰にも黙っていることという条件つきだ。プロデューサーのラリー(ロン・シルヴァー)を口説いて休みをもらった2人は、形ばかりの結婚式をあげるとハネムーン旅行へ出かけた。行先はポーラの実家があるニューヨーク州バッファロー。雪が降っていた。リチャードにとって、新妻の父(バーナード・ヒューズ)も母(ジェシカ・タンディ)も変人奇人としか思えなかった。次にニ人はバージニア州のリチャードの実家を尋ねた。カメラ狂の母(オードラ・リンドレー)と外出好きの父(キーナン・ウィン)、そして出戻りの姉。ポーラは彼らのLm気に当てられて、神経がずたずたに。2人はカリフォルニアに戻ってきたが、しっくりと行かず、ついに喧嘩別れしてしまう。困ったラリーは自分のオフィスの隣室に2人をとじ込めて、脚本を書かせることにした。2人は反発して脚本はなかなか進まない。なぐりあってるうちに2人は抱きあう。そして、2人にとって夫婦ではなく、親友でいることが最もいい関係だということを悟る。脚本を書きあげた2人がオフィスを出ると、向うには絵に描いたような真赤な太陽が。よくみると、やはりかき割りの太陽だった。2人は手をとりあって、ワーナー=コロムビア共同経営のバーバンク・スタジオを歩いてゆく。
Richard_Babson
Paula_McCullen
Eleanor_McCullen
Tim_McCullen
Ann_Babson
Tom_Babson
Larry_Weisman
Nellie_Ballou
監督、製作
脚本
脚本
製作
撮影
音楽
美術
編集
作詞
字幕
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