美術史上の名画に自らがなるというセルフ・ポートレイト作品で現代のアートシーンに登場したアーティスト・森村泰昌の、「女優シリーズ」の個展開催にいたるまでの様々な創作活動をとらえたドキュメンタリー。森村が新たなモチーフとして選んだ“女優”の創作を中心に、「昼顔」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「ひまわり」のソフィア・ローレン、「カサブランカ」のイングリッド・バーグマン、「俺たちに明日はない」のフェイ・ダナウェイや、マリリン・モンロー、ジェーン・フォンダ、オードリー・ヘップバーン、マレーネ・デートリッヒ、ジョディ・フォスター、原節子、岩下志麻、山口百恵とオリジナルに酷似した衣裳とメイクで変身し、カメラの前でポーズをとってみせたりする彼の姿をとらえていく。監督は「廃墟から光へ/ジョルジュ・ルース」の岸本康。“第2回アート・ドキュメンタリー映画祭”の中の1本としてプロジェクター上映された。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。