花ざかり七色娘
花ざかり七色娘
-

花ざかり七色娘

1961年3月21日公開、56分
  • 上映館を探す
  • みたい
    0
  • みた
    0
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

高崎三郎・緑川士郎の「ずべ公天使」の映画化。「大江戸喧嘩まつり」の共同執筆者・大和久守正が脚色し、「坊ちゃん野郎勢ぞろい」の日高繁明が監督した。撮影は「億万長者(1960)」の高梨昇。

ストーリー

都会の裏側にある貧民街に一大歓楽街を建設しようとする財界のボス剛田番作は、その辺りを地廻りとする唐沢組を使って立ち退きを策していた。ドヤ街のベッド・ハウスを根城とするズベ公グループ緋桜組は、番長の征子を先頭に敢然と唐沢組に立ち向かった。元ズベ公仲間の良美とその夫哲平が営む喫茶店の開店日、哲平の友人純一は緋桜組のズベ公達と知り合いになり、松田医師とも顔なじみになった。この純一は剛田の一人息子である。そこへ唐沢は武田診察所の医師、松田や看護婦を買収した。職員に逃げられた武田は、純一や征子達の手つだいで診察を続けるが、無法な唐沢は病院担保の借用証を手に入れ立ち退きを迫ってきた。純一は家に帰って父に金儲けのために土地を買収するような卑劣な行為をやめるよう頼むのだったが、それを受けつけるような剛田ではなく、怒った純一は家出し、ベッド・ハウスの住人となって剛田財閥と闘おうと皆に宣言するのだった。そんな純一に征子はいつしか惹かれていった。純一は征子の孤独な姿から、父の姿を思い出し邸へ戻って父親を説きふせた。純一の真心を知った剛田は土地買収を断念しようと誓った。喜び祝う武田院長、純一、征子それにその仲間のささやかな祝宴の最中、唐沢一味が殴りこんできた。しかし、これも純一、哲平、ズベ公達の働きによって追い払われてしまった。この時、二、三十人の男たちがトラックで乗りつけてきた。古い診察所をこわして新しい立派な診察所をプレゼントしようという剛田の計らいであった。純一や征子、そしてズべ公達のまごころが今こそ実を結んだのだ。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

製作年
1961年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1961年3月21日
上映時間
56分
製作会社
東映東京映画


[c]キネマ旬報社