宮下順子
柴田杏子
平凡で静かな生活を営む団地妻が、夫へ不信を抱いたことから平和な生活がくずれていく……。脚本・監督は「ＯＬ日記 濡れた札束」の加藤彰、撮影は「赤ちょうちん」の萩原憲治がそれぞれ担当。
ストーリー
結婚して三年、柴田杏子は夫・啓介との団地生活に何の不満もなかったが、最近啓介は彼女自身まだ知らない部分があるのではないかと疑い、興信所の寺尾に啓介の素行調査を依頼した。一週間後、寺尾からの報告は、啓介があるバーのマダムと浮気をしている、とのことであった。数日後、寺尾から新事実が判った、との電話かあった。杏子が連れて行かれたのは、啓介の浮気相手のマダムの店であった。バーテンの福永は杏子を隠し窓へと案内した。そこで彼女が見たものは－－女に踏まれ、蹴られながらも歓びを感じている夫の姿だった。失神しそうになった杏子を福永は獣のように犯した。以来、寺尾と福永は啓介のいない時を狙い、杏子をかわるがわる加虐と執拗な愛撫で犯し、彼女をマゾヒズムの世界へと誘い込むのだった。杏子はいつの間にか、苦悶が恍惚へと変っていく自分を止めることができなくなっていた。杏子がマゾの世界に引きづり込まれていったのは罠だった。それは杏子のかつての恋人だった岩男が自殺してしまい、その原因が杏子にあると知った岩男に想いを寄せていた麻紀が、寺尾と福永を使っての杏子に対する復讐だった……。
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 1974年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 日活
- 初公開日
- 1974年7月20日
- 上映時間
- 71分
- 製作会社
- 日活映画
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
