山下タダシ
山下タダシ
「ザ・カラテ」シリーズ二作目。前作で盲目となった山下タダシが、再び世界の強豪を相手に大活躍する空手アクション映画。脚本は「三代目襲名」の高田宏治と「ザ・カラテ」の志村正浩、監督も同作の野田幸男、撮影も同作の増田敏雄がそれぞれ担当。
配信で観る
ストーリー
“世界武道大会”で優勝した山下タダシは、卑怯者の奸計にかかり失明したが、くじけることなく武道と身心の鍛練に励んでいた。京都。新幹線のガード下に停っている小型車のラーメン屋“サムライ軒”店主は三平である。そこでラーメンを食べているタダシに、ニューギニアからやって来た、ギロチン・ブラザースが、いきなり蛮刀で襲いかかって来た。タダシは傷つきながらも、彼らを叩きふせる。このことが発端として、竜崎を初め世界の武道家たちが“打倒山下”を目指して続々と来日した。ブルー・ゲラー、ドクター・ワン、ドラキュラ・ジャック、金振八、キラー・崔などである。一方、正武館々長、鈴木正文は、武道の神髄を全世界の人に知ってもらうため“日本武道展”をアメリカで開く事を決意する。武道展に出品される門外不出の国宝、名刀・鬼切丸が厳重な警備の下に送り出されるが、鬼神流、竜崎配下に襲われ、武本師範代は崔に殺され、鬼切丸を奪われた。タダシはそれが竜崎の仕業と見破り、目の手術を受けることにした。竜崎の魔手は病院にまで及び、医師に変装した王に襲われるが、間一髪難を逃れた。待つよりは攻めるが易しと悟ったタダシは、自らワナにかかり本拠に乗り込む途中、ゲラーを倒すが、崔の投げるくさびに足を射抜かれ、谷底に転落した。だが、タダシは菅原トシ、ハジメの母子に救われて、徐々に体力は回復していった。そんなある日、ハジメがくさび形の武器を拾ったことから、敵の本拠が鬼神谷にある事を知った。タダシはそのくさびを持ち帰って正文に渡し、すぐにでも敵の牙城を攻撃するように頼むが、正文は制止した。一方、竜崎は悪逆な手段を用い正文をおびき出した。そして、ドラキュラがタダシを襲い、すさまじい死闘の末、ドラキュラが倒れた。竜崎のもとへ連行された正文も、激闘の末竜崎を倒す。正文の安否を気づかうタダシは、敵の本拠に乗り込み、崔と対決した。お互いの必殺技、崔の“骨破微塵”とタダシの“空中二段蹴り”が激突、しかしタダシの必殺技が一瞬早く、崔は血へドを吐いて倒れた。
キャスト
金振八
金振八
ジェラルド・サムソン
キラー・崔
ヤン・スエ
ドラキュラ・ジャック
ジェラルド・カスンス
ブルー・マックス
ミラン・ヴァノーカン
ドクター・王
原田力
ギロチン・ブルース
友金敏雄
ギロチン・ブラザース
堀越陽子
鈴木忍
山城新伍
三平
成瀬正孝
黒河五郎
上尾健一
ハジメ
田中浩
竜崎魁治
海老江寛
虎吉
尾崎弥枝
ゆう子
鳥巣哲生
武本勝利
佐藤好将
森川
青木卓司
時田
笹木俊志
柳万鉄
宍戸大全
金光一行
岩尾正隆
織田厳三
那須伸太朗
大倉総次郎
疋田泰盛
堂島順作
八代郷子
菅原トシ
岡本健
マサオ
上田雅秀
キヨシ
美川玲子
看護婦
福本清三
鬼神流門弟
片桐竜次
鬼神流門弟
有田剛
鬼神流門弟
鈴木正文
鈴木正文
スタッフ
監督
野田幸男
脚本
高田宏治
脚本
志村正浩
撮影
増田敏雄
音楽
渡辺宙明
美術
吉村晟
編集
市田勇
照明
北口光三郎
録音
堀場一朗
助監督
皆川隆之
企画
佐藤雅夫
企画
今川行雄
スチール
木村武司
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Bronson Lee, Champion Pt.2
- 製作年
- 1974年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 東映
- 初公開日
- 1974年11月1日
- 上映時間
- 86分
- 製作会社
- 東映京都映画
- ジャンル
- アクション
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
ドゥエイン・ジョンソン＆クリス・エヴァンス出演『レッド・ワン』の見どころをたっぷり紹介。
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
