監督
1977年晩秋から翌年早春にかけて、佐久総合病院の協力を得て、長野県の佐久地方に生きる五人の老人たちの日々をそのままに記録したドキュメンタリー。登場するのは昔腕利きの下駄職人だった89歳と82歳の老夫婦、戦後八ヶ岳山麓の開拓地に入った86歳一人暮らしの老父、年金と恩給で生計を営む体と言葉の不自由な87歳の老婆、養子夫婦と二人の孫の家族と暮している78歳の寝たきりの老婆、というふうにそれぞれに過去の境遇も現在の事情も異なっているが、問題提起ではなく彼らの生活の一端を記録することを主軸としている。製作・監督小泉修吉、撮影山口誠。1979年6月完成。16ミリ58分。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。