リチャード・ローソン
Leroy_Fisk
ルールもなにもない、ただ勝つだけのために戦いをかける男道を描くアクション。製作はピーター・S・トレイナーとウィリアム・D・スクラー、監督はティモシー・ギャルファス、脚本はティム・ケリーとメルヴィン・D・スクラー、原作はティム・ケリー、音楽はエド・タウンゼントが各々担当。出演はリチャード・ローソン、アナツェット・チェイス、ロバート・バー、デニス・ゴーディ、ダブニー・コールマン、フィリップ・M・トーマス、リチャード・ケイ、ジョン・ウェズリー・ロジャース、H・B・ハガティーなど。本編は正編 Bogard と続編 Black Fist を合わせたもの。
リロイ(リチャード・ローソン)は、21歳の野望にみちた黒人だ。汚いハーレム、貧しい生活の彼にも、運がむいてきた。ある日彼が2人の男を喧嘩でコテンパンにのばした時、それを見ていたローガン(ロバート・バー)という興行主がリロイを気に入ったのだ。まずリロイは、練習場で喧嘩のテクニックを学ぶ。トレーラーはアイラ(ジョン・ウェズリー・ロジャース)。2人の意気は合い、リロイは、みるみるうちに喧嘩プロフェッショナルとして成長した。やがて、リロイのデビュー戦が行なわれ、彼は勝利をおさめる。そして次の試合も……。彼は金を得、車を買い、女も出来た。今、彼はスターだったのだ。しかし、さらに実力をのばすためトレーニングにはげむリロイ。ある日、空手との対戦をした。でも勝利は、やはりリロイ。今や彼は強くなりすぎていた。相手はもうアイラしかいない。間もなく、アイラとリロイの対決は、ローガンの陰謀により行なわれた。やがて死んでいくアイラ。悩むリロイ。今、彼は新たに独立しようとする。しかし、その前に最後の試合があった。ムース(H・B・ハガティー)との対決だ。ローガンはムースに全財産を賭けた。血闘が続く。しかし、リロイは勝った。だが、ローガンは黙っているような男ではなかった--。
Leroy_Fisk
Flo
Logan
Bea
Heiniken
Fletch
Earl
Ira
Moose
[c]キネマ旬報社