高校生たちが初めて直面する妊娠、そして退学という文ぢに真摯に取り組み、性教育の必要性を痛感する高校教師たちの勇気ある行動を描いた教育映画で、無責任な性情報が氾濫している社会に警鐘を鳴らしている。高校生のSEX体験率が20パーセントを越えているという現代では、創られるべくして創られた映画といえそうである。監督は槇坪夛鶴子。
ストーリー
高校一年生の中島悠子は同じ学校の先輩の拓也と恋人同士になるが、やがて妊娠、拓也に相手にされなくなる。同じ年齢の三崎恵利は将来を誓いあった恋人明の子を宿し産む決心を固めるが激昂した両親に反発、家出してしまう。
スタッフ
監督、製作プロダクション
槇坪夛鶴子
脚本
下島三重子
原作
河野美代子
撮影
藤澤順一
音楽
小室等
編集
鍋島惇
照明
柴田信弘
助監督
佐藤和生
プロデューサー、製作プロダクション
中川節子
プロデューサー
光永憲之
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社