監督、脚本、美術、アニメーション
あおさぎと鶴の恋の駆け引きをペーソスあふれるタッチで描いたロマンスの一編。原作はロシア民話。語り手はソ連の名優、インノケンティ・スモクトゥノフスキー(95年死去)。76年メルボルン国際アニメ映画祭第1賞ほか各賞を受賞。「アオサギとツル」の題名で、2016年12月10日より監督生誕75周年記念企画『ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」』にてデジタルリマスター(2K修復)版を上映。
ストーリー
忘れられた野原の古い館の廃虚に、アオサギと鶴がいる。お互いに好きなのだが、命がけの想いというほどではない。やさしくしては失望し、すげなくしては後悔し…。お互いの心の波長とタイミングがいつもちょっぴりズレてしまう。終わらぬ恋のゲームは不完全燃焼のまま、秋風が吹き、雨が来る。...
スタッフ
脚本
ロマン・カチャーノフ
語り手
インノケンティ・スモクトゥノフスキー
演出、美術
フランチェスカ・ヤルブソバ
製作
ナタン・ビットマン
撮影
アレクサンドル・ジュコフスキー
編集
ナタリア・アブラモバ
編集
ナジェンダ・トラシェバ
録音プロデューサー
ボリス・フィリチコフ
作曲