ロバート・カーライル
Nick Cameron
難病にかかった男と、それを支えて生きる女の心の葛藤を描いたラヴ・ストーリー。監督は「日蔭のふたり」のマイケル・ウィンターボトムで、続くカンヌ国際映画祭コンペ出品作『Welcome To Sarajevo』(97)などで“ブリティッシュ・ニュー・シネマ”を代表する監督。主演は「リフ・ラフ」「トレインスポッティング」のロバート・カーライル。共演は本作で映画デビューし、『Welcome To Sarajevo』にも出演したジュリエット・オーブリー、他に「日蔭のふたり」のジェームズ・ネスビット、「ジム・キャリーのエースにおまかせ!」のソフィー・オコネド、「フィフス・エレメント」にも出演したミュージシャンのトリッキーほか。
スコットランド、ブリストル。ニック(ロバート・カーライル)は美術装飾人として働き、休日はサッカー・チームで汗を流し、夜は仲間たちと遊びまわる生活。ある夜、同僚のトニー(ジェームズ・ネスビット)とクラブに遊びに行き、歌手(トリッキー)に絡まれているカレン(ジュリエット・オーブリー)を助ける。その後偶然再会し、ニックとカレンは恋に落ちる。ある日ニックは、仕事場で金槌を落として仕上がった作品を粉々にしてしまう。ニックは多発性硬化症にかかっていた。日常生活もままならなくなったニックは内にこもりがちになり、カレンとの関係にもひびが入りかける。しかし、二人は共にリハビリに打ち込み、ニックは小康状態を保つようになる。ニックは、カレンのためにも別れるべきだと考え、ついには遠征中の浮気をカレンに告白する。降りしきる雨の中、別れてほしいと追い出すニックだが、彼女は立ち去らない。カレンに対する思いで溢れたニックは、よろめきながら外に出て、彼女の腕の中に倒れ込む。二人は共に歩んでいこうと決心するのだった。
Nick Cameron
Karen Walker
Tony
Paula
Charlie
vocalist
監督、脚本
脚本
脚本
製作
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
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