レスリー・チャン
Hung Chung
敬虔だが恋多き神父と夜の女が織りなす恋の鞘当てを描いたラヴ・コメディ。監督・脚本は80年代以降の香港ニュー・ウェーヴ・シーンを支えた才人ツイ・ハーク。主演コンビは「金玉満堂/決戦!炎の料理人」でもツイ・ハークと組んだレスリー・チャンとアニタ・ユンで、「君さえいれば/金枝玉葉」などでも息のあったところを見せた二人のかけ合いが絶妙。撮影はアーサー・ウォンと「天使の涙」などウォン・カーウァイ作品でおなじみの名手クリストファー・ドイル。音楽は「ペディキャブ・ドライバー」のローウェル・ロー。共演は「つきせぬ想い」でアニタ・ユンと共演したラウ・チェンワン、「金玉満堂」で悪の料理人を演じたツイ・ハーク作品の常連ホン・ヤンヤンほか。
敬虔だが、美男ゆえに恋多き神父ツォン(レスリー・チャン)は、女難続きの日々。ある日。教会に夜の女バイ(アニタ・ユン)が借金取りに追われて逃げ込んでくる。金を帰さないと中東に売られてしまうと懺悔するバイ。彼女の話を聞いたツォンは娼婦の彼女らを救うため、バイと仲間が暮らす下宿屋にひそかに引っ越し。かくしてツォンの夜の女の更生作戦は開始。彼女らに借金の返済を指導し、歌の才能を見込んだ彼女たちに歌手のトレーニングをさせたりと忙しい。そこに借金取りと、潜入捜査の刑事(ラウ・チェンワン)がからんでひと騒動。刑事はツォンの医者の卵の従妹マリーとくっついた。そんな折り、バイはツォンに「あなたが一番大事」と恋心を告白。翌朝、ツォンは教会へ戻ってしまった。失意のバイの前にまた借金取りが現れ、今度こそ絶体絶命。そこに刑事とツォンが現れて、バイは無事救出された。そこへ元ヒモが登場、バイに結婚を申し入れる。教会での結婚式。バイは突然ツォンに「あなたはこの結婚に賛成ですか?」と質問。心動かされたツォンは、式服を脱ぎ捨ててバイと教会の外へ駆け出すのだった。
Hung Chung
Bak Suet Fa
Lau Ching Faat
Loanshark Tai
Father Robin
監督、脚本
脚本
脚本
製作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
撮影
音楽
美術
編集
編集
編集
衣装デザイン
衣装デザイン
字幕