監督、製作、撮影
中国のシンボル、首都・北京の天安門広場に集う人々の姿を追ったドキュメンタリー。89年6月4日の天安門事件から5年後を経た94年春から夏にかけて取材され、広場を巡邏する警察官にはじまり、地方からやって来た観光客、教師に引率された国旗を掲揚する小学生など、あの事件と関連することは語られず、“広場”の日常の平穏な側面がとらえるられているが、その場所にまつわる中国人の思いなど内面にも思索をめぐらせる点が興味深い。監督は中国でインディペンデントな立場からドキュメンタリーを製作するチャン・ユァンとドゥアン・ジンチョアンの共同。製作・撮影はチャン、録音はドゥアンが担当。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。