キム・ウィソン
Hyo-sub
ホン・サンス監督の長編デビュー作で、1997年第26回ロッテルダム国際映画祭最高賞タイガー・アワードを受賞するなど各国の映画祭で注目された恋愛ドラマ。売れない小説家ヒョソプは少女ミンジェに片思いされる一方、人妻ボギョンとの不倫にのめりこみ……。冴えない小説家ヒョソプを演じたキム・ウィソンは本作の後「ヘウォンの恋愛日記」「自由が丘で」でもホン・サンス監督と組んでいる。「ベイビー・ブローカー」で2022年第75回カンヌ国際映画祭男優賞を受賞した俳優ソン・ガンホは本作でデビュー。1997年ベルリン国際映画祭フォーラム部門招待作品。1996年第9回東京国際映画祭ヤング・シネマ・コンペティション上映作品。辛・韓国映画祭2003上映作品。韓流映画祭2023上映作品。
小説家のヒョソプ(キム・ウィソン)はまだ一作もまともな小説を発表しておらず、後輩が勤める出版社を訪れたが自分の原稿に価値がないことを突きつけられる。その夜友人たちと飲みに行ったところ、評論家と喧嘩してしまい、刑務所行きに。ヒョソプは三流小説家として扱われた劣等感と被害者意識に苦しんでいく。そんな彼が、人妻ボギョン(イ・ウンギョン)と熱烈な恋に落ちた。ボギョンの夫ドンウ(パク・チンソン)は対人恐怖症で、ボギョンを信用しておらず、しばしば晋州へ出張に行くものの出先では常にボギョンのことが気になってならない。一方、映画館のチケット売り場で働く少女ミンジェ(チョ・ウンスク)は小説家の妻になることに虚栄心と幻想を抱いており、小説家ヒョソプとの結婚を夢見ている。ヒョソプの原稿の編集を手伝い幸せな気持ちに浸るミンジェだったが、ヒョソプはミンジェでは物足りない。ヒョソプはボギョンとの不倫に溺れていくものの、自分が正気に戻ろうと思えばいつでも戻れると信じるボギョンは、ヒョソプとの生活から逃げ出すことを決意し……。
監督、脚本
脚本
脚本
脚本
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原作
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
録音
字幕