アンディ・ラウ
ジョー
バイクに賭ける青年の恋と友情、そして挫折の物語を、臨場感あふれるダイナミックなバイク・アクションを織り込んで鮮烈に描いた一編。主演は「復讐のプレリュード~大冒険家~」のアンディ・ラウ。96年香港興行収入第3位(3377万736HKドル)を記録した大ヒット作。監督・脚本(ロー・チーリョンと共同)は「つきせぬ想い」のイー・トンシン。製作はチャン・モンワー。撮影はデイヴィッド・チャンとジングル・マー。音楽は「楽園の瑕」のフランキー・チェンとローエル・A・ガルシア。美術はイー・チュンマン。衣裳はドラ・ン。編集はコン・チーリョン。カー・スタント指導はブルース・ロウ。共演は「花の影」のデイヴィッド・ウー、「ミラクル・マスクマン~恋の大変身~」のジジ・リョン、イー・トンシンの実兄でもある名脇役チョン・プイ、またアンディの親友を演じたチン・カーロウは、95年第1回金紫荊奨・最優秀助演男優賞を受賞。95年第15回金像奨では、最優秀作品賞はじめ10部門でノミネートされ、最優秀編集賞を受賞している。
ジョー(アンディ・ラウ)は親友カーロウ(チン・カーロウ)とバイク修理屋を共同経営しながら、街道レーサーとして走り続けていた。バイク・ショップを経営する父ポール(チョン・プイ)との確執やライバル、デイヴィッド(デイヴィッド・ウー)の登場、友人の死を乗り越えつつ、自身もバイク事故による瀕死の重傷を負ったジョーは恋人イエ(ジジ・リョン)の献身的な看病により再起し、全てを賭けてレーサーに挑戦。だが、命も省みないジョーから恋人は去ろうとする。ライバルとのレースのさなか、ジョーは恋人を忘れられない自分に気づき、カナダへ旅立つ前の彼女を追いかけ、愛を誓うのだった。
監督、脚本
脚本
製作
撮影
撮影
音楽
音楽
美術
編集
衣装デザイン
カー・スタント指導
字幕
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