ジュリア・ロバーツ
Julianne Potter
結婚の決まった元恋人の愛を取り戻そうと悪戦苦闘する女性の姿を描いたラブ・コメディ。処女作「ミュリエルの結婚」でオーストラリアン・アカデミー賞で4部門を受賞したP・J・ホーガンのハリウッド初進出作。脚本は「ため息つかせて」のロナルド・バス、製作はバスと「雲の中で散歩」のジェリー・ザッカー、製作総指揮も同作のジル・ネッターと、「キルトに綴る愛」のパトリシア・ウィッチャー。撮影は「クローンズ」のラズロ・コヴァックス、音楽は「SPACE JAM」のジェームズ・ニュートン・ハワードで、オープニングの『ウィッシン・アンド・ホーピン』などバート・バカラック作曲によるナンバー5曲が物語を彩る。美術は「ディック トレイシー」のリチャード・シルバート、編集は「恋の闇 愛の光」のガース・クレイヴンと「ライトスタッフ」のリサ・フラクトマン、衣裳は「ブロードウェイと銃弾」のジェフリー・カーランド。主演は「マイケル・コリンズ」「世界中がアイ・ラヴ・ユー」のジュリア・ロバーツ。共演は「カンザス・シティ」のダーモット・マルロニー、「真夏の出来事」のキャメロン・ディアス、「プレタポルテ」のルパート・エヴェレット、「羊たちの沈黙」のフィリップ・ボスコ、「ハーモニー」のレイチェル・グリフィス、本作がデビューのキャリー・プレストンほか。
ニューヨーク。料理記者として活躍するキャリアウーマンのジュリアン(ジュリア・ロバーツ)は、大学時代の恋人で今は親友のマイケル(ダーモット・マルロニー)から結婚の報せを受けて大ショック。相手はシカゴの富豪令嬢で20歳の大学生キミー(キャメロン・ディアス)。今も残る彼への思いに気づいたジュリアンは、何としてもこの結婚を阻止せねばと鼻息も荒く、彼の滞在先のシカゴに乗り込む。だが、人懐っこい笑顔を浮かべたキミーにいきなり花嫁の付添いになってほしいと頼まれ、出鼻をくじかれる。スポーツライターのマイケルとお嬢様のキミーとでは価値観も生活様式も大違いで、ここに活路があると見たジュリアンは、根無し草のマイケルに安定したキャリアを与えてはどうかとキミーに提案。それが彼の幸せにつながると信じたキミーは、父親ウォルター(フィリップ・ボスコ)の経営する一流企業への就職を彼に勧める。予想どおり彼は猛反発し、婚約解消を口にする。ジュリアンはほくそ笑むが、キミーが涙ながらに詫びてかえって2人の絆は強くなる。ジュリアンはニューヨークから飛んできた友人の編集者ジョージ(ルパート・エヴェレット)から、素直にマイケルに愛を告げろと言われるが、いざとなると告白できない。そのうち、マイケルはジョージを彼女のフィアンセだと勘違いしてしまう。ジョージはそのままフィアンセのふりを演じ、ニューヨークに帰った。マイケルと2人きりになったジュリアンはあれは嘘だったと打ち明けるが、それを信じていたマイケルの心の揺れを知った。シカゴ河のクルーズ船上で思い出の歌を歌いながら踊る2人。翌日、ジュリアンは、マイケルの上司に彼の解雇を伝える旨の電子メールをウォルター名義で作成。仕事を失い、ウォルターの会社で働かざるを得ない状況に陥れば、マイケルは結婚を諦めるに違いない……。あまりに残酷な仕打ちに迷った挙げ句、メールの送信を中止したはずだったが、運命のいたずらで送信されてしまった。その夜、マイケルは解雇通知を受け、キミーに結婚中止を持ちかけるが、式の前夜では彼女がOKするはずがない。絶望に沈むマイケルの姿に、さすがのジュリアンも罪悪感を覚える。式の当日。花嫁と花婿はそれぞれ、相手の気持ちを確かめてきてほしいとジュリアンに頼む。2人の真剣な気持ちを改めて知った彼女は、最後の望みを託して彼に愛を告白。だが、マイケルが彼女にキスする場面をキミーが目撃し、ショックを受けて飛び出し、マイケルはその後を追った。その姿に2人の強い愛を見たジュリアンは、潔く身を引くこと決意。2人を祝福した彼女は、自分の身近な場所に思わぬベスト・フレンズ、ジョージの姿があることにようやく気づいた。
Julianne Potter
Michael O'Neal
Kimmy Wallace
George Downes
Walter Wallace
Joe O'Neal
Samantha Newhouse
Amanda Newhouse
Isabelle Wallace
Scott O'Neal
監督
脚本、製作
製作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
編集
衣装デザイン
音楽監修
字幕
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