天才えりちゃん金魚を食べた
-

天才えりちゃん金魚を食べた

1997年4月26日公開、60分、アニメ/ファンタジー
  • 上映館を探す
  • みたい
    0
  • みた
    1
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

6歳の少年が第8回福島正実記念SF童話大賞を受賞して話題となった同名の絵本をもとにしたファンタジー・アニメーション。1984年6月に宮崎県都城市で生まれた作者の竹下龍之介少年は、幼稚園年長組の夏休みに書いた受賞作以降、『えりちゃんシリーズ』として全4作を書き上げている。映画は、受賞作と第2作『天才えりちゃん月へ行く』をあわせてアニメ化した。総監督は「ウルトラマンカンパニー」の日下部光雄。主人公の兄妹の両親の役で、「新居酒屋ゆうれい」の松坂慶子と「風のかたみ」の阿部寛が声優をつとめた。同時上映「ポコニャン!」

ストーリー

6歳の少年・竹下龍之介は、両親と1歳になる妹・えりちゃんとの4人家族。4月のある日、神社のお祭りで金魚すくいをすると、1匹の赤デメキンがえりちゃんの手元に飛び込んできた。ピオと名づけられたこの赤デメキンは、えりちゃんの哺乳瓶からミルクを飲み始め、それ以来、竹下家には不思議な出来事が起こるようになる。まず、雨が降りそうになるとえりちゃんの髪が逆立ち、天気を予知する能力が備わった。次に野良猫に襲われたピオを助けようとしたえりちゃんが、ピオを飲み込んでしまい、さらに激しい勢いでミルクを飲み始める。胃カメラで調べると、中は半分に仕切られ、片側に溜まったミルクの中でピオが泳いでいた。龍之介は宇宙飛行士の日高さんからハンドパワーの話を聞き、家族みんなで呪文を唱えてピオを脱出させる。またある時、サツマイモの食べ過ぎでオナラが止まらなくなったえりちゃんが、月へ飛んでいってしまった。龍之介は書いたことが現実になる魔法のノートに月ロケットを描き、助けに向かう。5月5日、龍之介が部屋にいると、突然テレビからピオのメッセージが流れてきた。それによると20年前の子どもの日、お母さんは当時ピオの飼い主だったマントじじいにひとつだけ願い事をかなえてあげると言われ、「空を飛びたい」と答えたという。約束を思い出したお母さんとみんなは、マントじじいが待つ城跡へ向かった。マントじじいが指を鳴らすと、コップの中からピオが飛び出し、お母さんの回りを跳び始める。すると、お母さんの体がきらきらと輝き、ゆっくり空に浮かんでいった。そして、ピオはみんなの回りも飛び始め、全員がゆっくりと空に舞い上がる。

フォトギャラリー

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

製作年
1997年
製作国
日本
配給
シネマ・ワーク=クリオネ
初公開日
1997年4月26日
上映時間
60分
製作会社
ゴールドフィッシュ作品
ジャンル
アニメファンタジー


[c]キネマ旬報社