すべての些細な事柄
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すべての些細な事柄

1998年6月20日公開、105分、ドキュメンタリー/社会派
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高名な哲学者故フェリックス・ガタリと精神科医ジャン・ウーリーが53年に設立した、フランスにある独特の治療法で知られる精神科クリニック、ラ・ボルドの住人たちにカメラを向けた、感動的なドキュメンタリー。監督・編集は「音のない世界で」のニコラ・フィリベール。製作はセルジュ・ラルー。撮影はカテル・ジアンとフィリベール。音楽はアンドレ・ジルー。録音はジュリアン・クロケ。心を病んだ人たちが静かに暮らしているラ・ボルド。観客を募って催される毎年恒例の上演会で、今年はゴンブローヴィチの『オペレッタ』の上演が決まり、準備が始まる。演出を担当するのは看護人をしている女優のマリー・レディエで、まだ出来上がっていない屋外の会場で、台本を見ながらの練習が行われる。上演当日。晴れわたった空の下、たくさんの観客が集まり、舞台は無事大成功。翌日からはラ・ボルドにまた静けさが戻り、平穏な日々が過ぎていく。

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作品データ

原題
La Moindre Des Choses
製作年
1996年
製作国
フランス
配給
ユーロスペース
初公開日
1998年6月20日
上映時間
105分
製作会社
フィルム・ディシ=ラ・セット・シネマ作品
ジャンル
ドキュメンタリー社会派


[c]キネマ旬報社