チョウ・ユンファ
John Lee
非情な組織に背いた殺し屋の死闘をスタイリッシュなタッチで描いたアクション。「男たちの挽歌」シリーズなど香港ノワールはじめ、亜州影帝と呼ばれた香港のトップスター、チョウ・ユンファのハリウッド主演第1作。94年の「大陸英雄伝」以来4年をへて、満を持しての銀幕復帰となる。監督はMTVの俊英アントン・フークァ。脚本は新鋭のケン・サンツェル。製作総指揮はチョウ・ユンファの盟友で本作の企画実現の立役者である「フェイス/オフ」のジョン・ウーと、彼のパートナーのテレンス・チャン、クリストファー・ゴシック、マシュー・ベアーの共同。製作はブラッド・グレイとバーニー・ブリルスタイン。撮影は「バッドボーイズ」のピーター・リオンズ・コリスター。音楽はスコアをバリー・グレッグソン・ウィリアムス、音楽総指揮をラルフ・サルがそれぞれ担当。美術は「フィーリング・ミネソタ」のナオミ・ショワーン。編集は「アルビノ・アリゲーター」のジェイ・キャシディ。共演は「ミミック」のミラ・ソルヴィーノ、「シャドウビルダー」のマイケル・ルーカー、チョウ・ユンファとは「男たちの挽歌」シリーズで共演作しているケネス・ツァン、「イングリッシュ・ペイシェント」のユルゲン・プロホノフほか。
殺し屋ジョン・リー(チョウ・ユンファ)は、自分の息子を手にかけた刑事ジーコフ(マイケル・ルーカー)への復讐のため、彼の息子を殺せという、チャイニーズ・マフィアのドン、ミスター・ウェイ(ケネス・ツァン)の命令に背いた。彼は人質にされている家族の身を守るため国外脱出を図り、偽造屋のメグ・コヴァーン(ミラ・ソルヴィーノ)を尋ねるが、組織がそこを急襲。逃れたジョンは脱出の唯一の切り札としてメグをつかまえ、協力を要請。はじめは協力を拒んだメグも、家族の命を守るためだけに生きようとするジョンの一徹な生きざまにひかれた。そうこうするうちにもウェイは右腕のコーガン(ユルゲン・プロホノフ)に命じて、手段を選ばぬ新手のふたり組の殺し屋リカー(チル・シュエイガー)とコリンズ(ダニー・トレオ)を繰り出し、ジョンの大切な友人の僧侶までをも惨殺してふたりの抹殺を図る。同時に組織はジーコフの息子を再度殺そうと図っていた。敵とあれば当事者だけでなく家族の命をも冷然と奪う組織と完全に訣別すべく、ジョンはジーコフと息子を救出に向かう。かくして、ジョンは組織の本拠地に乗り込み、死闘の末ウェイを倒すのだった。
John Lee
Mae Kover
Stan Zeedo Zedkov
Terence Wei
Michael Kogan
Ryker
Collins
Loco
Alan Chan
Peter Wei
監督
脚本
製作
製作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
音楽総指揮
字幕
[c]キネマ旬報社