島袋寛子
人見舞／AI
デジタルネット上で生きる少女を巡って繰り広げられる争奪戦を描いた青春サイエンス・フィクション。監督は「中国の鳥人」の三池崇史。渡辺浩弐による同名小説を、キサラギクリオが脚色。撮影を「中国の鳥人」の山本英夫が担当している。主演は人気沸騰中のグループ、SPEEDと、新人の原田健二。
ストーリー
高校1年の舞（島袋寛子）は普通の女子高生。同級生のリカ（上原多香子）や洋子（今井絵里子）、メール友達のナオ（新垣仁絵）、そして秘かに思いを寄せている幼なじみのユウ（原田健二）とともに、学園生活をエンジョイしていた。ところがある日、彼女は何者かにひき逃げされ死んでしまう。悲しみにくれる舞の父で、天才コンピューター・プログラマーの俊彦は、完成させたばかりの人間の脳をコンピューターに移すプログラムを使って、パソコン上に舞をAIとして蘇生させる。舞の記憶をインプットしたAIは、舞そのものだった。しかし、そのプログラムを狙って、世界征服を企むデジタルウェア社の会長・ザッカーの部下・黒澤が俊彦を殺し、AIを捕らえようと魔の手を伸ばしてきた。AIは、俊彦の機転でデジタル・ネットへ逃げ込み、ユウのパソコンへと姿を現す。死んだはずの舞の出現に驚くユウ。だが、AIが何者かに狙われていることを知った彼は、彼女をノート型パソコンへ移し、追手からの逃亡を図る。一方、俊彦の息子で舞とは腹違いの兄である高中が、父の研究を盗もうとザッカーに荷担。ユウに片想いしているリカを利用して、パソコンを盗ませる。それに気づいたユウは、高中からパソコンを奪い返すことになんとか成功するが、今度は黒澤によって洋子とナオが誘拐されてしまう。ふたりを助けるには、AIを渡さなければならない。敵のアジトに乗り込んだユウは、洋子とナオを助けるため、AIの入ったパソコンを黒澤に渡す決断をする。ところが、パソコンを手に入れた黒澤は、欲に目がくらんで暴走。電脳世界にダイヴしようとするが、父の研究の偉大さに気づいた高中に邪魔され、発狂してしまう。こうして友情によって守られた舞だが、自分を狙う新たな刺客がくることを予感し、永久にこの世から消える決心をする。そして、ユウの手によって海の底へ沈められるのだった。
キャスト
原田健二
ユウ
今井絵理子
洋子
上原多香子
リカ
新垣仁絵
ナオ
唐渡亮
高中サトシ
竹中直人
黒澤
渡瀬恒彦
人見俊彦
クリストファー・ドイル
ザッカー
田口トモロヲ
合田
ISSA
トオル
宮良忍
ヒロユキ
玉城幸也
カズマ
奥本健
大木
椎名桔平
中国語の男
問田憲輔
ボディガード
土師正貴
ボディーガード
横山尚之
ボディーガード
ザ☆モンゴルマン
ボディーガード
井出杏奈
舞の子供時代
古川哲浩
ユウの子供時代
北村一輝
定
伊藤隆大
バスの中の少年
東海孝之助
バスの中の少年
長田融季
黒澤の子供時代
森羅万象
風呂場の客
鈴木ひろみ
舞の母
山之内幸夫
バスの乗客
夏山千景
バスの乗客
高野瀬裕史
サーファー
村松ひでお
サーファー
ジョン・ギャロック
白人の医者
ミシェル・ガゼビス
ザッカーの秘書
ミハイル・ワシレンコ
白人の少年
スタッフ
監督
三池崇史
原作
渡辺浩弐
製作
児玉守弘
製作
平哲夫
エクゼクティブ・プロデューサー
滝本裕雄
エクゼクティブ・プロデューサー
春日たかし
エクゼクティブ・プロデューサー
稲葉貢一
撮影
山本英夫
美術
稲垣尚夫
美術
石毛朗
編集
島村泰司
衣裳
磯井篤朗
スタイリスト
ソニア・パーク
照明
豊見山明長
録音、整音
中村淳
音響効果
柴崎憲治
VFXスーパーバイザー
曽利文彦
CGディレクター
小畑正好
CGデザイン
竹内敦志
助監督
加藤文明
助監督
桜井雅彦
製作担当
芳川透
製作担当
朝比奈真一
プロデューサー
中澤敏明
プロデューサー
中西誠
制作プロデューサー
西村大志
制作プロデューサー
佐藤敏宏
制作プロデューサー
井上文雄
プロデュース
濱名一哉
プロデュース
平野隆
音楽プロデューサー
伊秩弘将
音楽プロデューサー補
水島康貴
VFXプロデューサー
坂美佐子
主題歌
SPEED
主題歌
DA PUMP
スチール
畠山壽人
脚色
キサラギクリオ
脚本協力
NAKA雅MURA
脚本協力
江良至
スクリプター
柳沼由加里
音楽協力
遠藤浩二
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Andromedia
- 製作年
- 1998年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 松竹
- 初公開日
- 1998年7月11日
- 上映時間
- 110分
- 製作会社
- TBS＝ライジングプロダクション作品（製作協力＊TOY'S FACTORY／制作協力＊セディックインターナショナル）
- ジャンル
- SF
[c]キネマ旬報社
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