ロバート・デ・ニーロ
Sam
謎の任務に体を張る元諜報員のスペシャリストたちの奮戦を骨太なタッチで描くアクション・サスペンス。監督は「フレンチ・コネクション2」「対決」「D.N.A.」など男気あふれる重厚な娯楽作で鳴らす名匠ジョン・フランケンハイマー。脚本はミュージシャン・作家のJ・D・ザイクの原案を、「スパニッシュ・プリズナー」のデイヴィッド・マメットがリチャード・ウェイズ名義でザイクと共同で担当。製作は「スピーシーズ1、2」のフランク・マンキューソ・Jr.。製作総指揮はポール・ケルメンソン。撮影は「セブン・イヤーズ・イン・チベット」のロバート・フレース。音楽は『Somebody Is Waiting』(日本公開未定)のエリア・ミラクル。美術はマイケル・Z・ハナン。編集は「ジャガーノート」『ジョージ・ウォレス』(テレビ映画、フランケンハイマー演出)のヴェテランのトニー・ギブス。衣裳は「スプラッシュ」のメイ・ロウス。出演は「ヒート」「ジャッキー・ブラウン」のロバート・デ・ニーロ、「レオン」「GODZILLAゴジラ」のジャン・レノ、「トゥルーマン・ショー」のナターシャ・マケルホーン、「トゥモロー・ネバー・ダイ」のジョナサン・プライス、「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のステラン・スカルスゲールド、「アンナ・カレーニナ」のショーン・ビーン、「マネートレイン」のスキップ・サダス、「ジャッカルの日」のミシェル・ロンダール、元フィギュアスケート界の女王カタリーナ・ヴィットほか。
パリ。元諜報員たちが、謎の雇い主によって、中身も不明なあるブリーフケースを盗み出すという任務のために集められた。チームの顔触れは、戦略に通じたアメリカ人サム(ロバート・デ・ニーロ)、フランス人コーディネーターのヴァンサン(ジャン・レノ)、東欧圏の電子工学の専門家グレゴー(ステラン・スカルスゲールド)、アメリカ人の腕利きのドライヴァー、ラリー(スキップ・サダス)、武器の専門家スペンス(ショーン・ビーン)。指令者は謎めいた女ディエドラ(ナターシャ・マケルホーン)。彼女の指示の元、作戦は着々と進められたが、挑発的な態度をとっていたスペンスは経験の浅さをサムに見破られ、追い放たれた。風光明媚なニース。標的の一団を白昼の町中で待ち受けて大胆なやり口で見事ケースの強奪に成功したチームだが、なんとここで裏切りが。グレゴーがケースを持ち去ったのだ。ディエドラもひそかにシーマス(ジョナサン・プライス)という謎の男と接触を持つ。古いコロシアムでグレゴーをサムたちはキャッチするが、グレゴーは逃亡。そして現れたシーマスがラリーを射殺して、ディエドラと共に姿を消す。ヴァンサンは腹を撃たれたサムをジャン=ピエール(ミシェル・ロンダール)という情報屋の老人の邸宅にかくまう。サムはヴァンサンに自ら指示を与えながら体内から弾丸を抜かせた。老人はサムに日本のローニンの話を聞かせる。傷が癒えたサムとヴァンサンはケースの行方を追って行動を再開。ふたりはどうやらケースはナターシャ・キリロヴァ(カタリーナ・ヴィット)というスケートの女王のパトロンのロシアマフィアの元に運ばれるとかぎつけた。マフィアと共にスケートの女王もリンク上であえなく殺害して再びケースを手にしたグレゴーだが、警備員に化けていたシーマスの手で倒される。サムは出くわしたディエドラに自分は諜報員でずっとシーマスを追っていたと告げ、シーマスを追い詰める。さしものシーマスも、サムとヴァンサンの手でついに果てた。ケースも取り戻されですべてが終わり、サムとヴァンサンは友情を確かめあって別れるのだった。
Sam
Vincent
Dierdre
Gregor
Spence
Larry
Jean Pierre
Dapper Gent
Seamus
Mikhi
Sergi
Natacha Kirilova
監督
脚本、原案
脚本
製作
エクゼクティブ・プロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
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