アダム・ビーチ
Victor Joseph
インディアンの青年が家族や友情の意味を取り戻し、成長する過程を描いたロードムービー。監督は本作が長編劇映画デビューのクリス・エア。脚本はシャーマン・アレクシー。製作は「ホーム・アローン」のスコット・ローゼンフェルト、『サイキック・ターゲット』(日本末公開)のラリー・エステス。製作総指揮はデイヴィッド・スキナー、カール・ブレスラー。撮影は『サイキック・ターゲット』のブライアン・ケイプナー。音楽は「ブラッド&ワイン」のB.C.スミス。美術はチャールズ・アームストロング。編集はブライアン・バーデン。衣裳はロン・リーモン。出演は『スクワント/伝説の勇者』(日本未公開)のアダム・ビーチ、主にカナダの舞台で活躍のエヴァン・アダムス、「デッドマン」のゲーリー・ファーマーほか。
7月4日の独立記念日、夜中に突然火事が起こった。赤ん坊だったトーマスはヴィクターの父アーノルド(ゲーリー・ファーマー)に助けられたが、両親はこの時亡くなった。それから12年後。酒浸りの父親はヴィクターの母アーレン(タントー・カーディナル)に暴力を振るう毎日だった。ある日口論がエスカレートし、父親が突然トラックで家を出てしまった。そして10年後。22歳になったヴィクター(アダム・ビーチ)は母親から父親が死んだことを知らされる。母親はフェニックスまで父親の遺灰を取りに行くよう頼むが、ヴィクターは気が進まない。そこヘトーマス(エバン・アダムス)が貯金箱片手に、一緒に行くことを持ちかけた。生まれて初めてインディアン居留区を出た二人。車窓を眺め、トーマスの際限ない話を聞きながら、ヴィクターの胸中は父親への様々な思いが錯綜していた。そしてフェニックスに着いた二人は、父親の訃報を知らせてくれたインディアンの女性スージー(イレーヌ・ベダード)と会う。そこでヴィクターは父親が誤って火事を起こしてしまい、それをずっと悔んでいたことを知る。父親のトラックでの帰路、これまでの思いが爆発したヴィクターは誤って車をぶつけてしまう。一時は濡れ衣を着せられたが、無事故郷へ戻る。遺灰を川にまきながら、ヴィクターはこれまで許せなかった父親のために初めて涙を流すのだった。
Victor Joseph
Thomas Builds the Fire
Suzy Song
Arnold Joseph
Arlene Joseph
Young Victor Joseph
Young Thomas Builds the Fire
Grandma Builds
Randy Peone
Lester Fallsapart
Police Chief
監督
脚本
製作
製作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
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