ベシー・バリスケール
Rohin_Cameron
スコットランドの傷病兵を収容する病院に看護婦として勤めていたロビンは病院長ハイド博士に恋されている。戦争の始まる前にこの近くに広い地所を買入れて移り住んだシドニー・ガーソンは慈善事業等に熱心を装っていたが実は恐るべき獨探の1人であった。ロビンの伯父なる英軍の幹部アンガス・キャメロン卿は幕下を率いてこの町へ到着し、獨艇の根拠地が近くにあると言う風説を述べ始める。避難船から救われ病院に傷を養っていた米国の青年ジョン・ハミルトンはある夜海上と通信をしている怪漢を発見して飛び掛ったが返って打倒されてしまった。ハイド博士はジョン自身こそ信号をしていたのだと主張する。ロビンは怪漢が海岸の破屋へ来ることを知り伯父に報告した。怪漢とはガーソンであった。ハイド博士もその一味なることが判り、ハミルトンの疑いは晴れた。傷も癒ったある朝のこと彼は米国の大尉として花々しく出征した。
Rohin_Cameron
Dr._Hyde
Sidney_Garson
Sir_Augus_Cameron
John_Hamilton
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