運動靴と赤い金魚
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運動靴と赤い金魚

1999年7月24日公開、88分
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運動靴をなくした小学生兄妹の姿をあたたかく見つめたドラマ。監督・脚本はイランの新鋭マジッド・マシディで、本作が日本初紹介となる。撮影はバービス・マレクサデー。美術はアスガル・ネジャド=イマニ。編集はハッサン・ハッサンドスト。録音はヤドラー・ナジャフィ。出演はミル=ファロク・ハシェミアン、バハレ・セッデキほか。

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ストーリー

小学生のアリ(ミル=ファロク・ハシェミアン)は修理してもらったばかりの妹ザーラ(バハレ・セッデキ)の靴を買い物の途中でうっかりなくしてしまった。ふたりの家は貧しく、洗濯物の洗う仕事をする母(フェレシュテ・サラバンディ)はぎっくり腰が治らないまま顔色もすぐれず、父(アミル・ナージ)も小言が多い。そういうわけで両親にも言えないまま、アリの一足きりしかない運動靴をふたりで苦労して履くふたりだが、通学途中で履きかえるので、妹を先に行かせる兄のアリはどうしても遅刻してしまい、先生に目をつけられる羽目に。ある日、ザーラは学校で下級生が自分の靴を履いているのを見つけた。その子の家に行き、靴を返してもらおうとするふたりだが、その子の父親が盲目で貧しい生活をしているのを知って言い出せなくなる。アリを連れて仕事に出た父はうまく金持ちの家で仕事にありつき、妹の新しい靴も買ってもらえることになったが、その直後、ふたりが乗っていた自転車が大破、父は大怪我をしてしまい、結局靴の話はご破算に。そんな矢先、小学校でマラソン大会が行なわれることに。3等賞は運動靴だ。かくして、アリは頼み込んで出場させてもらい、妹のために3等目指して必死で走るのだった。

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作品データ

原題
Bacheha-Ye Asen
製作年
1997年
製作国
イラン
配給
エース ピクチャーズ配給(アスミック・エース エンタテインメント=フジテレビジョン提供)
初公開日
1999年7月24日
上映時間
88分
製作会社
児童青少年知育協会作品(ミラマックス・フィルムズ提供)


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