ジェレミー・デイヴィス
Williard “Sonny” Burns
対照的なふたりの青年の青春群像を描いたドラマ。監督は「隣人は静かに笑う」のマーク・ペリントンで、彼の監督デビュー作。脚本・原作はジャーナリスト・小説家のダン・ウェイクフィールド。製作は『ファイブ・コーナーズ』(V)のトム・ゴレイ、シガージョン・サイヴァッソン。撮影は「サーチ&デストロイ」のボビー・ブコウスキー。音楽は「キリング・ゾーイ」のトマンダンディ。出演は「プライベート・ライアン」のジェレミー・デイヴィス、「恋におちたシェイクスピア」のベン・アフレック、「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」のレイチェル・ワイズほか。
1954年夏、インディアナ・ポリス。故郷へと帰る列車でソニー(ジェレミー・デイヴィス)とガナー(ベン・アフレック)は再会した。ひ弱で内向的なソニーはスポーツ写真家の道に進んでいた。元アメフトの花形で人気者だったガナーは朝鮮戦争で負傷し、人生観が変わった。対照的なふたりはなぜか互いにひかれあい、奇妙なコンビを組んだ。ソニーの古風で信仰心あつい母アルマ(ジル・クレイバーグ)はいまだに彼を子供扱いにして、悪い虫がつくといってガナーとの交際もやめさせようとする。ソニーは高校時代のガールフレンドのバディ(エイミー・ロケイン)とセックスするが心もときめかず、結婚をせがむ彼女をもてあます。いっぽう、ガナーとふたり暮らしの母ニーナ(レスリー・アン・ウォレン)は男遊びに目がない。将来への展望が持てないまま、日々をやりすごすふたり。ある日、ガナーは美術館へ行き、魅惑的な美女マーティ(レイチェル・ワイズ)と出会い、彼女に執拗にアタックし、ついに彼女をモノにする。彼女はユダヤ人で、ニューヨークヘ出ることを夢見ていた。そんなある日、ダンスパーティでソニーはマーティの友達の知的でセクシーなゲイル(ローズ・マクガワン)を紹介され、たちまち恋におちる。車の中でふたりきりになり、ムードも最高潮。ところが肝心のときになってソニーは酒を飲みすぎたせいでエレクトせず、ゲイルから罵られて深く傷つき、自殺まで図ってしまう。駆けつけたガナーはソニーを車で連れ出す。悪友から聞いたサイコーの娼館に向かうふたりだが、そこはすでに閉鎖されていた。折から豪雨が襲い、絶望的な気分でハンドルを握っていたソニーは事故を起こしてしまう。ソニーは病院で目覚めた。バディはほかの男と婚約したという。無傷だったガナーはマーティを追ってニューヨークに旅立っていた。アルマが隠していた彼からの手紙を読んだソニーはニューヨークまでの片道切符を手にし、自分も再出発を図るのだった。
Williard “Sonny” Burns
Tom “Gunner” Casselman
Marty Pilcher
Gail Ann Thayer
Buddy Porter
Alma Burns
Nina Casselman
監督
脚本、原作
製作
製作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
音楽監修
[c]キネマ旬報社