ハリー・パーカー
Hallie Parker
両親の離婚で生き別れになっていた双子の少女がもう一度親たちを結び付けようとあの手この手で作戦を練る姿を描くハートフル・ロマン。61年のディズニー映画「罠にかかったパパとママ」のリメイクで、監督・脚本には「花嫁のパパ1、2」のナンシー・マイヤーズとチャールズ・シャイヤーのコンビがあたった(オリジナル脚本はデイヴィッド・スウィフト)。製作はシャイヤー。撮影は「アポロ13」のディーン・カンディ。音楽は「フォレスト・ガンプ 一期一会」「コンタクト」のアラン・シルヴェストリ。美術は「ゴッドファーザー」3作のディーン・タヴラリス。編集はスティーヴン・A・ロッター。衣裳はペニー・ローズ。出演は新星リンゼイ・ローハン、「ドラゴンハート」のデニス・クェイド、「ネル」のナターシャ・リチャードソンほか。
カリフォルニアに父ニック(デニス・クエイド)と暮らすハリー・パーカー(リンゼイ・ローハン)とイギリスのロンドンで母親エリザベス(ナターシャ・リチャードソン)と暮らすアニー・ジェームズ(リンゼイ・ローハン=二役)は、メイン州でのサマーキャンプで偶然出会った。ふたりは生まれてすぐに両親であるニックとエリザベスが離婚し、それぞれ別々に引き取られ、お互いに存在も知らないまま11歳になるまで成長してきたのだ。もう一度両親を結びつけたいと願うふたりは、とりあえず計画の第一弾として、長い間それぞれ会いたいと願っていた“もう一方の親”に会うべく、お互いの特徴を把握して入れ替わって家に帰る。ハリーは結婚衣裳のデザイナーとして成功している美しい母エリザベスと初めて会い、アニーは自然に囲まれた生活のなかで優しい父親ニックに接するが、ここで問題が、ニックには美人の婚約者メレディスがいたのだ。トラブル発生と知ったアニーはハリーに連絡をとり、ハリーはやむなく事情をエリザベスに打ち明けて、元の家に戻るためという口実で彼女をカリフォルニアまで連れてくる。思いがけず再会したニックとエリザベス。愛し合いながらも仕事と家庭の両立の問題で別れたふたりの心は再び揺れ動くが、子供たちの思うようにはコトは運ばず、エリザベスは帰国の途につくことに。アニーとハリーはふたりがどちらであるかを明かすのを拒んで、その交換条件としてニックとエリザベスをキャンプ旅行に連れ出す。かくしてふたりは家族再生のための最後の手段に打って出るのだった。
Hallie Parker
Annie James
Nick Parker
Elizabeth James
Meredith Blake
Martin
Chessy
Grandfather
Vendela
監督、脚本
脚本、製作
脚本
原作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
[c]キネマ旬報社