報復
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報復

1999年5月14日公開、100分、サスペンス・ミステリー
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カンボジアン・ルーレットなる殺人ゲームの会場で繰り広げられる、人間の欲と裏切りを描き出したバイオレント・サスペンス。監督は「制覇」の鈴木浩介。脚本は「制覇」の齋藤猛。撮影を「制覇」金谷宏二が担当している。主演は「難波金融伝ミナミの帝王 劇場版PARTXII」の竹内力。スーパー16ミリからのブローアップ。

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ストーリー

宝石強盗を犯した同僚を射殺してしまったショックから、ギャンブルに手を出し身を持ち崩した刑事・月本。ある日、彼は何者かによって、・カンボジアン・ルーレット・の会場へ連れて行かれる。4人一組になって一発だけ弾の入った拳銃でお互いを殺し合うその殺人ゲームに生き残ると、1ゲームにつき100万が支払われ、賞金額が一億を越すと借金がチャラになり、晴れて人生をやり直せるチャンスが与えられるシステムになっているのだ。駆け引きと裏切りが渦巻く試合会場で、確実に生き残っていく月本。そんな彼の前に、元刑事で田上の当時の相棒を名乗る芹沢という男が現れた。月本と組んでゲームに勝ち進もうと画策する芹沢は、田上に犯罪の手引きをした男でもあった。そして、その芹沢から警察内に蔓延る犯罪組織の黒幕が月本の上司であった中島であることを聞き出した月本は、ゲームで芹沢を射殺した後、マネージャーを人質に会場を脱走する。実は、月本は田上と共に宝石強盗を働いており、事件が明るみに出そうになるのを恐れ自分をかばって自殺した田上の仇をとる為に、犯罪組織の黒幕を突き止めるべく芹沢を追ってカンボジアン・ルーレットの会場に潜入したのであった。そして、中島を追いつめた月本は、カンボジアン・ルーレットよろしく最期の一発を彼の手に委ねてその場を去ろうとする。果たして、中島は自らのプライドをかけて自殺するのであろうか、それとも月本を撃つのであろうか。とその時、一発の銃声が辺りに轟いた…。

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作品データ

製作年
1999年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1999年5月14日
上映時間
100分
製作会社
大映(製作協力 フィルム・シティ/企画協力 RIKIプロジェクト)
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社