長編ドキュメンタリー映画「よいお年を」から3年、その舞台となった民間福祉施設のその後を、そこで働く若いスタッフたちにスポットを当てて綴るドキュメンタリー。監督は「よいお年を」の宮崎政記。脚本は「こどもたちの時間」の北里宇一郎。撮影を松尾研一が担当している。日本看護協会、東京都社会福祉協議会、呆け老人をかかえる家族の会、宅老所・グループホーム全国ネットワーク推薦作品。16ミリキネコ作品。
ストーリー
民間福祉施設”元気な亀さん””そんごくう””陽気な鶴さん”を取材したドキュメンタリー映画「よいお年を」から3年、同施設ではある変化が起こっていた。それは、施設の在り方に賛同、共感した若いスタッフが増えたことである。映画は彼らに様々な質問を投げかける。何故福祉の仕事に就いたのか、そこで何を考え悩んでいるのか、そして将来の展望は? そのひとつひとつに答えていくスタッフたちからは、介護という仕事を通して、自分自身を知ろうとしている様子が窺える。