北野武監督の「菊次郎の夏」の製作過程に密着したドキュメンタリー。監督は「おかえり」の篠崎誠。撮影を「正門前行」の河津太郎が担当している。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。
ストーリー
北野武監督の「菊次郎の夏」の製作段階から撮影現場、そして初号試写まで密着していくカメラ。撮影風景やその合間のなごやかな時間、演出する北野監督の様子、また突然仕上げスタジオに現れた侯孝賢監督と北野監督の映画談義などが映し出されていく。北野監督は、最後のインタビューに答えて語る。「自分の本質が出てしまうのが映画だね。テレビでは自分をどんなに作っても、映画ではつい自分が出てしまう」と。
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