ジュリー・クリスティ
Phyllis 'Phyl' Mann
中年と20代の二組の夫婦の恋愛劇を描いたラヴ・ストーリー。監督・脚本は「ミセス・パーカー ジャズ・エイジの華」のアラン・ルドルフ。製作は「相続人」のロバート・アルトマン。撮影はルドルフ作品は「トラブル・イン・マインド」「モダーンズ」に次ぐ3本目となる栗田豊通(「ため息つかせて」「御法度」)。音楽は「ミセス・パーカー」はじめルドルフの常連マーク・アイシャム。出演は「フールズ・オブ・フォーチュン」のジュリー・クリスティ、「ナイトウォッチ」のニック・ノルティ、「トレインスポッティング」のジョニー・リー・ミラー。「ケロッグ博士」のララ・フリン・ボイルほか。
モントリオール。若きビジネスマンのジェフリー(ジョニー・リー・ミラー)とマリアン(ララ・フリン・ボイル)は結婚生活は考え方の違いですれ違う一方。隣町に住む腕のいい便利屋のラッキー(ニック・ノルティ)と元B級映画女優のフィリス(ジュリー・クリスティ)の夫婦は、ひとり娘キャシーが実はフィリスが共演俳優との不倫でもうけた子供であることが発覚。キャシーは家出し、夫婦関係に亀裂が入っていた。ある日、マリアンはラッキーにマンションの修理を頼み、これが縁でふたりは不倫関係に陥り、お互いのパートナーとの間に疑惑を生んだ。リッツホテルで密会するマリアンとラッキーを追っていたフィリスとジェフリーはお互いに相手が誰か分からないまま出会ってひかれあう。こうして二組の夫婦の奇妙な恋愛関係は続く。だが、やがてマリアンとジェフリーはよりを戻し、ラッキーとフィリスの家にもキャシーが帰還。将来に不安を残しながらも事態は収束に向かうのだった。
監督、脚本
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
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