ハンス・マセソン
Boy
“チューブ”の愛称で親しまれるロンドンの地下鉄を舞台に綴られるオムニバス映画。ロンドンのカルチャー週刊誌『タイム・アウト』誌が公募した脚本を、「マネー・トレーダー 銀行崩壊」のユアン・マクレガー、「イグジステンズ」のジュード・ロウと本作が初監督作となる若手スターに加え、「フェリシアの旅」のボブ・ホスキンス、「ロスト・イン・スペース」のスティーブン・ホプキンス、「HEART」のチャールズ・マクドゥガル、新鋭エイミー・ジェンキンズ、メンハジ・フーダ、アーマンド・イヌアッチ、ギャビー・デラルら総勢9人の監督で映画化。撮影は「普通じゃない」のブライアン・トゥファノ、「ダロウェイ夫人」のスー・ギブソン、「マーサ・ミーツ・ボーイズ」のデイヴィッド・ジョンソン。出演は「輝きの海」のレイチェル・ワイズ、「ニル・バイ・マウス」のレイ・ウィンストンほか。計89分。
ブリーフケースを持った男を襲い、いきなり銃撃された後、奪ったケースを持って地下鉄に逃げ込んだ強盗カップル(ハンス・マシソン、カーメン・イジョゴ)。盗難防止用の赤い粉末を浴びたふたりはやってきた地下鉄に乗り込む。神の教えを説く牧師、乗客の足を洗う助手の少年。悪酔いしたサラリーマンが彼らにからむが、そこに奇跡が。札束もふたりの服も元に戻ったのだ。だが、列車を降りたふたりは改札で引き離される。気がつくと青年は草原におり、死んだはずの母と再会していた。実は彼は先ほどの銃撃で死に、人生の終着駅へとたどりついていたのだ。
監督
脚本
原案
製作
共同製作
撮影
撮影
撮影
音楽
美術
編集
編集
衣裳
字幕
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