小西寛子
さかのえうえおじゃる丸
妖精の国ヘイアンチョウから、千年もの時を超え現代にタイムワープしてきたやんごとなき雅なお子さま・おじゃる丸と、彼の仲間たちが繰り広げる一夏の出来事を綴った、人気テレビ・アニメの映画化作品。監督は「忍タマ乱太郎」の大地丙太郎。犬丸りんによる原案を基に、「デジモンアドベンチャー02 前編 デジモンハリケーン上陸!! 後編 超絶進化!!黄金のデジメンタル」の吉田玲子が脚本を執筆。デジタル撮影監督に「明治剣客浪漫譚 るろうに剣心 維新志士への鎮魂歌」の枝光弘明があたっている。声の出演に「魔法学園ルナ 青い竜の秘密 すっぽこ魔法作戦」の小西寛子ら。尚、本作は「★とびだせ★2000年夏の角川まんが大行進」の中の一作として公開された。
夏休み。カズマたちが元気に遊んでいる姿を横目に、夏の大嫌いなおじゃる丸が大きな木の下でまったりしていると、せみらと名乗る体の大きな少年が突然現れた。彼はみんなを遊びに誘うが、おじゃる丸にとっては難儀なことでしかない。それでも、毎日毎日遊んでいるうちに、おじゃる丸も段々せみらと仲良くなっていくのであった。ところがある日、遊びすぎで倒れたせみらに少しだけ分けてあげようとしたおじゃる丸のプリンを、せみらが全部食べてしまったことにおじゃる丸がご機嫌を損ねてしまった。いくらせみらが謝っても、許そうとしないおじゃる丸。しかし翌日、反省したおじゃる丸はせみらと仲直りしようと、せみらの分のプリンを持って遊びに出かけるのであったが……、いつもの場所にせみらの姿はなく、代わりにそこには7日間の命を全うしたたくさんのセミが落ちていた。実は、せみらはみんなが楽しく遊んでいる姿を羨ましく思ったセミたちが姿を変えたものだったのだ。そのことに気づいたおじゃる丸。悲しかったけれど、彼はすっかり夏が好きになっていた。
さかのえうえおじゃる丸
せみら
たむらカズマ
電ボさんじゅうろう
さかたきんたろう
アオベエ
アカネ
キスケ
愛ちゃん
トミーおじいさん
マイク
ケンさん
せみ
監督、絵コンテ
脚本
原案
演出
作画監督、キャラクター・デザイン
製作
製作
デジタル撮影
デジタル撮影
デジタル撮影
デジタル撮影
デジタル撮影
デジタル撮影
デジタル撮影監督
音楽
音楽監督
美術
美術
美術
美術
美術監督
編集
録音
音響効果
アニメーション制作担当
プロデューサー
プロデューサー
アニメーションプロデューサー
主題歌
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